小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

蟷螂の斧

2016-04-08 20:09:27 | 日記

       28.04.08      蟷 螂 の 斧    NO.1125

 「カマキリ」の「斧」ですね。 古代中国の斉の荘公が出猟した際に道端にカマキリがいて、通すまいと

して前足(斧)を上げて防ぎとめようとしたのを、荘公が勇者(弱い奴なのになかなかやるじゃん!)だと

して、これを避けて通った故事で、儚い抵抗を意味するものです。

国家とか政治権力が行う理不尽な政策や、強大な組織暴力団や闇の勢力が、無理難題を吹っかけて

きても、それに立ち向かうには弱小市民には、あまりにも戦力が乏しく戦いようもない。

相手に弱点があればその弱点を一気に突くと、案外勝機あるのかもしれませが、それでも、おおむね

我々小市民が用い得る手段は「蟷螂の斧」のようなもの。

出来ればそういう勢力とはかかわりになりたくないものですが、相手が国家だとそういうわけにも参り

ません。    いま、日本の野党を見ていると、与党に対する戦いはこの「蟷螂の斧」に見えてくる。