28.04.18 ギ ャ ン ブ ル NO.1135
ギャンブルを止められない人は「病気」です。 日本国内に536万人の「患者」がいて、成年の20人
に一人の人がこの病気に罹っています。 生活習慣病・成人病よりも深刻なのかもしれません。
そうなるのは、世界一国民生活の中にギャンブルが氾濫しているからです。最も多いのがパチンコで
1万6千軒もの店があって460万台の台で年間20兆円の売り上げがあり、そのほか公営競技の競馬
25・競艇場24・競輪場44・オートレース6があって、インターネットから手軽に参加できるのです。
そしてそのバクチ場はほぼ毎日どこかで開催しているのです。
タレントを使って女性でも気軽に参加できるイメージをソフトに流し、知らず知らずの内に国民をギャン
ブル漬けにしているからなのです。
一攫千金を叶えるような幻想を垂れ流し、夢と現実をかく乱する罠を張り巡らせているからなのです。
博打に負けるものは自己責任だ・馬鹿だ、勝ちゃいいんだという政策? でも、そうじゃない。
ギャンブルは勝てるワケがないのにそれをしたいために犯罪に走る者が多発している。
「犯罪に陰に女あり」と言ったのは昔です。 今日では「犯罪の陰にギャンブルあり」です。
深刻さが解っていない。 選挙権を18歳に引き下げるのは、18歳でギャンブルに参加させギャンブ
ル依存症に引きずり込んで、身も心も荒廃した人間を量産する魂胆なのかもしれない。 その方が政
治はしやすい。
*「ギャンブル依存症」 田中 紀子著 を参考にしました。