小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

断捨離

2016-04-28 20:13:09 | 日記

           28.04.29     断  捨  離    NO.1146

 30余り建売業をやって来ました。 古くなった家屋を買い受けてそれを新築に建て替えて販売する

という仕事です。  古くなって耐久性に問題があったり、現代の生活に不便であったり・売却される

住人が高齢で、老人ホームに入られるために不要になったり、時には「あるじ」がお亡くなりなっても、

相続人がその家に住まない家などが主な「仕入れ先」です。

ところで、近年感じることはこういうお家にはなんでこんなに・なんでこんなものまでというほどの荷物

が退蔵されていて、室内の移動すら困難なほどにガラクタ(失礼)の巣窟のようになっていることです。

その中には経済的な価値があるものも多分あることでしょう。

でもそういうものを選別して再利用を図ったり、バザ―に提供できるものはあるのかもしれませんが、

そういう選別や抽出をするメリットも手間・時間もありませんので、すべてお金を出して廃棄処分する

のです。  ちょっと処置に困るのが「仏壇」です。

ご存命中はおそらく大切になさったものでしょうが、ほとんどの人は放置して行かれます。 

 相続人も受け取りを嫌います。 「仏壇」も別途費用を出して「処分」します。

ですから、どうせ捨てるようなものならば初めから「購入」しないとか、維持継承する人がいないと解って

いるものならば、ご健在なうち人「断捨離」しておいていただきたいな・・・と思います。

コメント
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