28.12.07 E子さんの場合 NO.1366
E子さんは仙台出身で郷里には、親から引き継いだ家に住む弟が一人いましたが、彼
は家業の農業をするでもなく母親の脛を齧っての生活で、お金に困るとちょっとアル
バイトに行くなどの生活をしていました。
それなのに親からから引く継いだ不動産を担保にして住宅金融会社から600万円を
借りていました。 当然返済は滞り、差し押さえ~競売という段階になって「姉さん
助けて!」とE子さんに泣きついてきたのです。
E子さんへのアドバイス
① 一番良い方法は放っておくことです。 自分で蒔いた種は自分で処理させれ
ばいいのです。 もし、肩代わりして借金を返済してあげると、本人は喜ぶで
しょうが同じことをまた繰り返すだけです。
② どうしても助けてあげたいのならば、不動産の所有権をE子さんのものに移し
て、それ以後は不動産を担保に借金することができないようにすることです。
そして家賃を取りなさい。 (多分とれないでしょうけれど・・・)
③ もっともイケないのは、借金を肩代わりして返済することです。
いくら返済資するといっても返済してもらえるわけがありません。
味をしめて困ったら姉さんに縋るという「おんぶお化け」になってしまいます。
その人の人間性をダメにしてしまいます。
*「おんぶお化け」人の背中に「おんぶ!」と言ってしがみつくお化け
横山 隆一作です。