29.05.10 シルバーポスト NO.1521
今から10年前に熊本市にできた赤ちゃんポスト「コウノトリゆりかご」には、
10年間に125人赤ちゃんが預けられた(捨てられた)。
この数字が多いのか少ないのかはわからないけれど(多分少ないと思う)生むつもり
がないのに生まれてきた子・生活が苦しく育てられない家庭の子などは、貧困や飢餓
の環境で暮らすよりも、こういう施設で育てられる方がよほどマシではないかと思い
ます。 ところで近年問題なのは痴ほう老人です。
放置すると徘徊したり・構いすぎると糞便をところかまわず塗りたくったり、被害妄
想に陥ってやたら問題を起こしたりと、手がつけられないひともいるという。
そういうご老人をそれぞれの家庭で面倒を見るということは限界があるのではないか
と思います。 介護疲れのストレスが溜まって殺人事件に至る場合だってある。
そういうご老人こそ一定の施設(シルバーポスト)に入所させ、NPOで管理するなり
行政が管理するなりして、各家庭の介護負担の軽減を図らないと、これからの労働力
の確保は困難になる。
そのための費用については、いま日本の資産の大半を高齢者が保有しているのですか
ら、そういうところに負担を求めるべきではないでしょうか?高福祉高負担にすれば
採算が取れないことはない・・・と思う・。