小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

花咲か爺さん

2017-06-04 20:02:39 | 日記

         29.06.05       花咲か爺さん NO.1547

 日本昔話の「花咲か爺さん」異聞ですが、その前にこのお話はちょっと問題があります。  

だって、畑を掘って大判小判が出てきたのならば、まずは警察に届け出なければなりませ

ん。   そうしないと当然「遺失物法」違反になります。

警察に届けて6か月間持ち主が現れない場合に限って、自分のものになるのです。

 もし、持ち主が現れた際には概ね10~20%の謝礼をもらえるだけなのに、そういうことを

していませんね。 それは問題です。

それはさておくとして、昔から「身代は三代続かない」と言います。

「親苦労 息子楽して 孫乞食」と言います。 花咲家もその例外ではありませんでした。

初代は大金持ちになったのですが、つつましやかに暮らしました。

でも、2代目の爺さんが放蕩の限りを尽くしたために、すってんてんの貧乏になり、3代目は

もう「赤貧洗うが如し」になってしまいました。

そこで3代目はふと思いました「そうや、爺ちゃんはポチが鳴いたところを掘ったら大判小判

が出て来たんや!」「なんでそんなこと気がつかなかったんや!」・・・て・・・続く。