31.01.04 平 残 NO.2116
バブルの発生と崩壊があったころ(平成2年くらい)まで銀行の預金残
高は月末時点で評価されていました。
だから、少々無理をしてでも月末の残高を多くしたいために、「どうして
もノルマに達しないから」と言って、月末に借入れを起こさせて、その資
金を「預金」させられたものです。
月末に借入れて翌日(その次の月初)に返済するなどという馬鹿みたいな
ことをやってました。 ところが「動的会計思想」の導入に伴って、預金
残高の評価方法は1年間にわたる日々の預金を加重してそれを365日で割っ
て、1日当たりの平均残高で評価するようになりました。 平日の残高・・
・これがいわゆる「平残」です。
月末の一日だけ90万円預金するのと、三万円を1ケ月預けたままにするのと
同じという考えです。お陰で、最近は月末月末などと言って来なくなりました。
もちろん言って来たって預金するほどの余裕はありません。そういえば生命
保険も来なくなった。