小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

葬儀2

2019-01-31 19:00:26 | 日記

       31.02.01     葬 儀 2       NO.2134 

 なにぶん大昔のことですので記憶は定かではありませんが、こういう

つまらないことはよく覚えているのです。

広沢虎三という浪曲師がいてこれが大層面白かった。 こういう一席で

した。  東海一の大親分清水の次郎長が死んだ・・・で盛大な葬儀が

おこなわれましたが、次郎長に反目する飯岡の助五郎は「これからは俺

の時代だ」と大喜びに喜んで、これまた盛大な酒盛りをしたのです。

ところがその酒盛りの最中です、次郎長の子分の大政・小政・法院大五

郎・尾張鶴吉・桶屋の鬼吉・おっと忘れちゃあいけねえ、そうよ次郎長

一の子分(と自称する)森の石松が、助五郎のアジトへなぐりこみを掛

けたのです。

実は、次郎長は死んでいなかったのですが、死んだと見せかけて宿敵を

欺き、油断させておいてその隙を突いて一気に助五郎一家殲滅させる策

略だったのです。

ヤクザの社会なんてこんなものでしょうが、一度自分も死んだ振りをし

てみたい。  周囲でどんな反応が起きるやら・・・祝賀会なんか開か

れたらがっかりするでしょうけれど・・・

コメント
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