「エビで鯛を釣る」と言っても、エビだって結構高価なものです
から、車エビや伊勢エビは使わないのでしょうが、言葉の意味
としては安いものを与えて高価なものを取るということでしょう。
大相撲の力士たちは地方場所が終わって東京に帰る際に、後援者
(贔屓筋・谷町ともいう)に、その地方の名産品などをお土産と
して買って帰る。 そのお土産のことを「えび」と言っていま
す。 かつての名横綱「輪島関」が九州場所の千秋楽に付け人に
その「エビ」の購入を命じました。
「サチコ 買って来い」・・・付け人 ん?・・・再び𠮟りつけま
す。 わからんのか! 博多にきたら「サチコ・メイタコ」に
決まってじゃないか!
つまり、「辛子明太子」が読めなかったということ。
相撲の横綱が日本語を読めなくってもどうってことありませんが、
総理大臣や副総裁ともあろう人が、時々チョンボしているのは見
苦しい。