R02.04.28 名 前 3 NO.2635
明治維新まで、百姓・町人には「姓」がありませんでした。 江戸時代
260年間、幕府は百姓・町人に姓を名乗ることを禁じていたために、例え
ば御園村 彦三とか、立川村 熊蔵・豊国村 甚三などと、居住する村の名
前と自分の名前をくっつけて人別帳に記載していたために、自分の姓を忘れ
てしまっていた人がいたのです。 だから小比類巻き、とか村主(すぐり)
などと言う牲があれば。かなり由緒ある家系だなと思います。
因みに母方の祖先H甚三は、町民ながら名字帯刀を認められらた、ということ
が我が母のささやかな自慢でした。
明治は遠くなりにかり、江戸はさらに遠い。