江戸時代の通貨の1両って、今のご時世ではどれくらいの
価値なのか、確かな証拠はありませんが、時代小説なんか読ん
でますと江戸初期には大体40~50万円で、260年後の江戸末期
では4~5万円ではないかと推測されます。
つまり260年間で物価は10倍上がり、貨幣価値が1/10になった
ということです。 つまり、江戸時代の経済はそれだけまだ
安定したと言えるのではないかと思います。
戦後の特異な例は別にしまして(戦後は3000倍になりました)
、随分とインフレは進行しました。 作詞年度の記載はあり
ませんが、フランク永井の歌で13,800円という歌がありました。
嫁を貰おうか1,800円贅沢言わなきゃ食えるじゃないか・・・
と歌っています。それが今じゃその10倍でもやって行けません。
インフレ率が高すぎます。 なにの政府(日銀)は年率2%の物
価上昇策を進めています。
物価は上昇させるよりも安定させることが重要なんです。
特に、年収の上昇が期待できない年金生活者にとっては、物価
の上昇(インフレ)は大敵です。インフレには断反対しましょう。