小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

減価償却

2022-04-07 08:27:11 | 日記

   R 04.04.08     減 価 償 却   NO.3447

形あるものはすべて壊れる。 これは会計学上でも当然の理屈として、取り

入れられています。 いわゆる「減価償却」です。

鉄骨建物の法定耐用年数は40年・木造は20年・乗用車なら4年で価値がなくな

るという理屈です。  価値が減少する金額を毎年「経費」として利益から

除外します。でも、そういうことは企業会計上だけの問題ではありません。

個人の住宅だって同じこと。 木造住宅ならば、20年で価値がなくなるの

ですから、2000万円で建てた家ならば、毎年100万づつ貯めておかなければ、

20年後には同じ物が建てられないということになる。

でも、個人的にはそういうことをあまり考えない。

我が息子に無償で貸している建物は鉄骨3階建て延べ面埼は65坪で、もう

耐用年数34年経っている、物理的にはまだまだ使えそうですが、仮に、6年

後に建て替えるとすれば、5000万円ほどいる。

私自身そんなお金はないし、建替えるべき息子だって預金より借金の方が多

いから建て替えなどできる訳がない。  つまりそういう時期が来れば、土

地値で売却してほかの安い物件に乗り換えるほかない。

つまり、きちんと減価償却(積立)していないと、住まいのレベルを下げざ

るを得ないということになる。

 

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