R 04.11.10 借金棒引き NO.3406
日本の政府(幕府)は借金が過大になると、借金棒引き(なかったことにする)という政策を取ってきま
した。 ① 永仁元年(1297年)には「徳政令」を出して、幕府と武士 の借金を無効にしました。
つまりなかったことにした。 ② 寛政元年(1789年)には「棄捐令」により、同じ措置をした。
➂ 天保4年(1843年)にも同じく「棄捐令」が発令された。
④ 明治維新(1867年)には、「両」から「円」切り替え、両・と藩札を無効にした。
⑤ 昭和 21年 緊急金融措置令を出して、それまでの お金を使えないように通達した。
使えないようになると困るから、ありとあらゆるお金は銀行に預金された。 その時機を見計らって、
預金預金封鎖(一定の金額しか預金を出せない措置)がとられ、次に預金等に対して最高税率90%の
「富裕説」が課せられた。 国民から収奪したそのお金で、莫大な借金を返すつもりだった。
・・・続く