R 04.11.18 地 下 埋 NO.3612
大阪の淀屋橋や本町付近の建設現場で、金貨が入った壺が発見されることがある。
これは江戸時代の豪商が、貨幣の改鋳をのがれるために、金の純度が高い貨幣を壺や瓶に隠して、地中に
埋めたものです。 貨幣の改鋳とは、資金難に陥った幕府が、出回っている金貨に「銅」などの安い金
属を混ぜて、貨幣の量を増やすことでした。 混ざりものの貨幣は当然それ自体の価値が下がりますか
ら、改鋳が始まると、純度の高い金貨は出回らなくなります。
これを「悪貨は良貨を駆逐する」(グレイシャムの法則)と言います。
さて、昭和の時代だったと思いますが、天王寺の「茶臼山」の工事現場で、身長が2メートル以上あった
と推定される江戸時代の人骨が発見されました。
・・・続く