R .05.08.05 悪 法 NO.2919
徳川綱吉の「生類憐令」は世界に例を見ない悪法だったとなんとなく思っていたが、
森村誠一の「吉良忠臣蔵」を読んで驚いた。少女が野犬に襲われていても誰も助けない。
そんなことをすると「お犬様」の行為を邪魔することで法に背き、死罪・遠島などの
処罰の対象になったという悪法であった。 権力というものは、時にはとんでもない
ことをする。 昭和21年に施行された「金融緊急措置令」では、通用するお金を
無効にし・預金に対しては最高税率90%を課して国民の財産を強制的に奪った。
今回のマイナンバー法制の真意、巧妙だからよく解らないけれど、国民のプライバシー
を根こそぎ奪ってがんじがらめにして、政府の意のままに操縦する魂胆であることに違いない。
国民は家畜のように管理される。