小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

お金が危ない(講演会)

2013-03-22 11:49:08 | 日記
       お 金 が 危 な い
  日本の国の借金は地方債を含めると1000兆円に達します。
借金づけで実質破綻、何とかしないと危ない!
1 兌換券とアカン券  お札は日銀に持って行けば「金」と交換できたもの
 (兌換 券)それが今では、持って行っても交換しくれない「アカン券」
  賞味期限がすぎれば、ただの紙切れ。
2 日本の現況  危機的状況。  敗戦時の借金は520兆円だった。  
  それが今や1000兆円。 敗戦時の借金はどうやって処理したか?
3 政府等が借金を棒引きにしてきた歴史。
  永仁の徳政令・寛政の棄捐令・明治維新の貨幣改革・昭和の暴挙(円の無効化と預  金封鎖、緊急金融措置令により国民の財産を没収)
4 平成の徳政令
 1.過払い金利の取戻し容認(18年 最高裁判決)、零細債務者・サラ金被害者の   救済。
 2.金融円滑化法の施行 零細企業・サラリーマンなどの救済
 3. 預金保険法の制定
破綻金融機関に公的資金を投入。
    破綻先に注入 18.6兆円  不良債権買取 9.6兆円
    破綻懸念先へ注入 12.3兆円     計 40.5兆円
   金融機関に残っていた不良債権の処理は「老人税」を注入。
 4.預金金保険法の拡張(アベノミクス)
   銀行だけでなく、保険会社・証券会社にも公的資金を注入を検討
5 これらの大盤振る舞いが国の財政をさらに劣化させる。
6 平成の暴挙(預金封鎖・円の無効化)は必至?

   <講演会の予定>
 上記のテーマなどについて下記の日程で講演会を開催します。
 5月6日(月) 14日(火) 22日(水) 30日(木)13:30~16:00
 場 所  今城塚公民館  お問い合わせは (中岡 まで)
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消えない記憶

2013-03-20 20:28:28 | 日記
消 え な い 記 憶
今さらこんなこと言っても仕方がないし、人生早や70年も過ぎて物忘れや物覚えの悪さが高じてきてるんですから、あっさり忘れてしまってもよいようなもんですが、少年のころ夢うつつの中に浮かんでは消え・消えては浮かんだあの時の光景を時々思い出すのです。
そう、父は木箱の上に立って何やら「お国のために頑張ってくる」というような・・・ことを言ってたし、近所のおばさんたちは手に手に日の丸の小旗を持って万歳万歳と叫んでいた。
赤紙が来て父が出征した日の光景です。
「戦争なんか反対だ!」とも「死ぬな!」とも誰一人として言わなかった。
どうしてそう言ってくれなかったんだ。 人が不幸になるかも知れないのに、何がバンザイなんだ。
一年もしないうちに父は白い布に包まれた小さな木箱に入って「帰ってきた」
お国のために命をささげたはずなのに、突然母子家庭になって絶望的なまでの貧困に陥り、差別と偏見にさらされた日々。
ほとんど蜘蛛の糸にもすがるような厳しく危うい生活。
生きるために母が手を出したのが、ご禁制のヤミたばこの密売。
それが、露見して検挙された母は警察で叫んだ。 「わてがなんでこんなことせんとアカンのか、わかってるんか!」「(戦死させた)お父さんを返せ!」
「ワテをブタバコに入れたら4人の子は餓死や」「何の罪もない子供は死刑か!」「入れるんやったら家族全員ぶち込みななはれ!」
女は弱し、されど母は強し。  結果は説諭処分のみで1件落着。
暗い話でごめんなさい。  心が荒んでシャモみたいにケンカばっかりしていた粗暴な少年の行く末を案じた担任の魔術のような一言が人生を変えた。
「昼働いて夜学校へ行くという方法がある」「君ならできる!」おだてりゃ豚でも木の登る? タクシーのドアーボーイをしながら通った夜学。
飢えと睡眠不足のこの時期が一番きつかった。
今風に言えば自分をほめてやりたい少年だった。
でも、夜学出の母子家庭の少年の就職への門戸は依然厳しく閉ざされていて、公務員しかないと思って挑戦、10回目にしてやっと「任官」良く頑張ったことが評価されて、若くして管理職に抜擢されたまではよかったが、友の誘いに心が動いた。 「ナンボ頑張っても組織の歯車やんか!」「お前の力を貸してくれ、俺にはお前が必要なんや!」
安定と期待を捨てて周囲の反対を振り切って退職し、不動産会社を設立。
半年も経たないうちにケンカ別れして元の素浪人の身に転落。
しまったと思ってもあとの祭り。 元来オッチョコチョイなんです。
高槻に流れてきて開業したのが不動産業。 バブルの時は誰でも儲かったが、それがハジケて借金の山、首つりか破産宣告かの地獄から10年かかって這い上がり「富という名の青い鳥」を追い求めるむなしさを悟り、マジックを中心としたボランテイア活動に転身。
また、だまされ裏切られた人生の経験を生かして「高齢者が騙されない」ための講演会などを積極的に行っています。
残る人生はできる限り明るく楽しくやってゆきたいと思っています。
(年金者新聞 自分史最終回に掲載された原稿の一部です)
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金儲け

2013-03-17 17:05:55 | 日記
           金  儲  け
日本で原発を作ったときには誰が金儲けをしたんでしょうか?
そしてその原発で爆発事故が発生し、除染や復興のために巨額の費用を受け取っているのは一体だれなんでしょうか?
イラクで戦争が発生し戦争のために多くの武器を売って金儲けをしたのは誰なんでしょうか?
兵士を戦場に送り込んだ人材派遣業者は一体いくら儲けたんでしょうか?
兵士が破壊したバグダッドの街の復興で金儲けをしたのはだれなんでしょうか?
国民の命が軽視され、企業が巨額の利益を享受するヘンなシステムが、地球規模で動いている。
堤 未果 著 「政府は必ずウソをつく」 角川 書店 (要旨)
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アマルガム

2013-03-17 09:46:36 | 日記
          ア マ ル ガ ム
ある商社員がアメリカ出張中に虫歯の詰めもの(アマルガム)が取れたので歯科医に行った。
歯科医「お前さんよくもこんなに毒性の強いもの詰めてたな!」
「肝硬変で死ななかったのはもっけの幸いだ」・・・と言われて代わりにレジンを詰めてもらった。
商社員「先生レジンは肝臓にわるくないんですか?」
歯科医「大丈夫だ 発がん性があるだけだから・・・」
(副作用のない物質なんかないと言いたかったのだろうが・・・)
ところで、わが政府はデフレ退治と称してインフレにするという。
デフレも確かにいけないがインフレは年率5%で7年、2%で20年続けば預貯金の価値が半分になる。
われわれ年金生活者にとってはデフレよりもインフレの方がはるかに怖い。
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名椿名歌

2013-03-16 22:16:05 | 日記
           明椿(めいちん)名花
「名椿名花は五体に悪ろし」・・・は、兼好法師の言葉ではないかと、作家の澤田ふじ子さんが言っている。
あるいわ、澤田ふじ子さんご自身の作かもしれません。
名椿は見事な「椿の木」であり、名花は何かほかのあでやかな花を指すのでしょうが、それがなぜ体に悪いのかというと、澤田さんの説明によると、見事な椿の木が自分の敷地の中で咲いていると、誰かに盗られはしないかとやきもきしなければならないし、枝を手折って生け花にでもしようと思って木に登ると落っこちて骨折する。
だからなまじそんなものはない方が健康のためにはいい・・・と如何にも皮肉屋の兼好法師の言葉らしい。
ところで、お金持ちはいつも誰かに盗られないかとやきもきしているし、もっともっと増やしたいとほとんど病的なほどに思っているから、財産・大金も兼好法師風に言うと「五体に悪ろし」ということになるのではないでしょうか?
その点、わたしなんか心配するほどの財産もなく心安らかに生きれる幸せがある。  ちょっと残念ではあるけれど・・・
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