あきしの風~波多之國めぐり

四国西南端に位置する幡多周辺の情報を発信&日記など発信
都会生活に慣れた人達にはものすご~く退屈な場所です

星の瞳~暖かな陽射しに

2018年02月20日 | 幡多の草花たち

「星の瞳」という素敵な別名を持つ小さな花「オオイヌノフグリ」

土手に降り注ぐ暖かな陽射しの中で小さな青い花を咲かせています

この花は明治頃に入ってきた外来種

路傍や畑の畦道などに普通に見られた在来種の「イヌノフグリ」は

「オオイヌノフグリ」に生息地を奪われて、今は絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているらしい

在来種を守ることからすれば「オオイヌノフグリ」は駆除しなくてはいけないのだろうけれど

ちなみに「オオイヌノフグリ」とは・・

和名では「大犬の陰嚢」 つまり「大犬のキン〇マ」

「イヌノフグリ」の果実が犬の陰嚢に似ているから付いた名前のようだが

「オオイヌノフグリ」の果実はハート型で似ていないらしい

別名「星の瞳」の方がずっといい 他にも「天人唐草」「瑠璃唐草」などがある

周辺では「雪割桜(正式名:椿寒桜)」も後数日で

花を咲かせそうなくらいに蕾が膨らんできました

四国の端っこ・幡多路にはすぐそこまで春がやってきているように感じます