勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

秋晴れの日光路

2006-09-21 16:53:02 | Weblog
台風一過の次の日、友と二人小さな旅をした。
離れた所に住んで居るので現地集合で計画を立てた。
こちら側からはいつか乗ってみたいと思っていた、野岩鉄道「AIZUマウントエクスプレス」。
友は新宿_鬼怒川直通、特急スペーシア。
この線はつながっているので南と北から乗ると「鬼怒川温泉駅」に8分の差で到着ご対面ができる。

北側から乗る私には、この線は遠周りになるけれど到着までの3時間の一人旅気分を
味わいたかった。
その夜は温泉で積もる話をして、次の日日光を歩くことにした。

お定まりの東照宮などのコースは何度か行っているので避けて、マップ片手に
裏道を散策する。


     田母沢御用邸記念公園
                 

                          憾満ヶ淵

写真の憾満ヶ淵はマップを見ながら道に立ち止まっていたら、現地の主婦の方が
車で案内して下さった場所。
こんなところがあるなんて知らなかったので、エメラルドグリーンの水をたたえた
川の流れと、何十体もの地蔵様が森閑とした所に並んでいる異様には声もなく見入って
しまった。
ハプニングはここから。この案内して下さった奥さま、お昼がまだだったら
お勧めのお蕎麦屋があるからぜひ行ってみてと、熱心に勧める。
私の名前を出すとサービスもあるはずだからとも仰る。
せっかくの好意、探しながらそこに行ったのだが・・・。

汚い、というより不潔。なにげなく持ち上げたお皿の底が見えた。
白い食器のはずが汚れで黒い
お冷の入った透明のはずのガラスコップが濁っている。
棚はほこりだらけ。
お蕎麦も生茹でのようで美味しくない。
ただ、日光名物、ゆばの煮た物は美味しかった。
お店のおばあさん曰く、「このゆばは三笠宮様が、病床でどうしても家のゆばが食べたいと仰ったのでお送りしたんですよ」って。
ほんとうか~

そんなこんなもあり楽しい旅となった。