勝手なつぶやき

今日あった事、見たり聞いたりして感じた事、
ふと思い出して記憶がよびさまされた、そんな事を呟いてみようか・・

漢字

2015-01-12 20:29:00 | Weblog
漢字のパズルが新聞に載っていた。
パズルは苦手なのでスルーして、ざっと漢字だけを見た。
中で一つだけ読めない漢字がある。
「外連味」 あとで辞書で調べようとメモ書きしておいた。

その日に調べるのを忘れ翌日の朝、机の上のメモを目にした途端に「けれんみ!」
口をついて出てきて我ながら驚いた。
漢字は知らなかったが言葉としては知っていた。

「外連味のないナントカカントカ」なんて言いますね。
どんな場合につかうんだろう? ネット辞書で意味を調べてみた。

【俗受けをねらったいやらしさ。 はったり】ふ~ん、そうなのか

漢字で思い出す昔話がある。
あれはまだ私が娘時代の頃。
その部屋には姉夫婦と母が居た。
誰から届いたのかテーブルに1枚のハガキがあった。

そのハガキを私が声を上げて読んだ。
文面はもちろん覚えていない。
陳者ナントカカントカ。。。。」
ちんしゃと読み上げたら母が笑って「それはちんしゃでなく、のぶればと読むの」と言った。
これがのぶればと読む?!3人でえっ

あれから50年近く経ち今日まで、陳者とは自分のことをへりくだって言う言葉だとばかり思っていた。
今日、外連味を調べたついでに陳者の意味を調べてまた驚いた。
陳者とは【候文の手紙で、挨拶の言葉のあと本文に入る前に記すことば。
申し上げますが。申し上げますと。】

今や死語だけど目から鱗が落ちました。