私は、文章をブログやメルマガとして書く際に、ある一定の方向とか、目的を持ってはいるのです。しかし、人間として、今は一人で生きているわけでもないので、外部からの刺激はあります。5月4日に帰宅をすると、チャンネルがBSジャパンに合わされていて、ちょうど、アメリカ映画『クローサー』が始まりました。
全編ロンドンが舞台で、画面は美しく、音楽も美しく、主演の四人はそれぞれ、美形であり、せりふも美しく、完成度の高い映画である事は、最初の段階からわかり、夕飯を食べながら、それを、視聴していたのです。
舞台が原作の映画だそうで、それゆえに、室内の描写が多く、ジュリア・ロバーツが、仕事場として持っているスタヂオ(彼女はカメラマンと言う設定)の窓の傍に、障子が二枚立てかけてありました。
その途端に、私は、かねてから気に掛かっていた、===ジュリア・ロバーツが、日本を嫌っている===と言う件を、思い出したのです。今日は映画そのものからは離れて、彼女の嫌日感情と、比較すると、日本通であるらしい、もう一人の主役であるナタリー・ポートマンに対しての考察をお送りさせてくださいませ。
ある側面で、階級の問題にも触れますので、連載中の、話題が飛んでしまうのを、お許しをいただきたく。
映画そのものは、文芸映画であろうと、想像して見始めたのですが、私としては涙が出る場面が一度も無くて、それで、皆様に『地上派で、放映されたとしても、見る事を、お勧めするほどでもない』と思うのですが、20代から50代に至る、恋愛・現役・世代にとっては、涙する場面もあるかもしれないです。恋愛に関する、辛口のせりふがいっぱい出てきます。
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私は映画通でもないので、この映画で初めて、ナタリー・ポートマンと言う女優に接して、彼女の切れ味のよい演技に興味を抱きました。で、グーグル等で、検索をしてみました。すると、10代からモデルとして、活躍しているが、一方で学業成績は優秀で、高校時代から、オールA(日本の昔の言葉で言えば、優)で、ハーバード大学へ進学した、と、あります。言葉に対する感覚も鋭くて、日本語も出来るとあります。それは、日本に滞在していた事もあるからで、あろうとも。
日本語が出来るほど、滞在していたとしても、それは、今ほど、有名になる前のことでしょうから、無名の普通の人として日本で、過ごした歳月があると仮定すれば、ある程度の日本理解者であろうと推察されます。日本びいきかどうかは、分からないものの、日本を知っている事は確かです。
『日本びいきであるかどうか、分からないものの』、と言うのは、彼女はイスラエル生まれの、豊かな家庭に育ったお嬢様らしいので、もしかすると、レオス・カラックス監督と同じで、世界を支配する軍産共同体に近い人かもしれません。だから、本当の所はよく分からないのです。しかし、豊かに育った、人特有の、上等な、センスはある人です。
それには、グーグル等で検索をせず、ただ、映画だけを見ている段階でも気がつきました。が、背が低くて(160センチとの事、これは、白人エリート社会では、小柄な方)、その原因が、12歳から始まった、ヴェジタリアン生活にある事が、グーグルの検索の結果、わかり、さらに、そのセンスのよさを、知りました。
ヴェジタリアンになったのは、<鶏のなんとか、手術>を見たときからだそうです。そちらの情報は詳しくは分かりませんが、ともかく、現代社会では、鶏、豚、牛は、ひどいやり方で飼育し、され、食肉へと加工をされて行きます。それは、『命を食べる』と言う映画でも、はっきりと、その実像を知らされました。しかし、私にはヴェジタリアンであり続ける事はできません。意思が弱いと言えばそれまでですが、どうせ、体が弱いのに、それ以上に栄養が偏ったら、どれほど、エネルギーが落ちるだろうかと想像するから、肉を食べないと言う踏ん切りは、つかないのです。
ナタリー・ポートマンに、それが出来たのは、若さゆえの無鉄砲さだ、と思います。若い人の思い込みの強さは、尊敬に値します。
そう言う育ちのよい、女優さんが、画面上では、ロンドンでストリッパーをしているという設定です。しかし、違和感が無くみていられるのは、役柄上、<地頭がとてもよい、賢い人間だ>と言う設定になっているからです。演技の切れ味もよくて、女優としては、甘ったれたところがありません。
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さて、そのN.ポートマンも、2008年に世界一、美しい女性(ただし、アメリカで選抜をされる評価)に選ばれていますが、ジュリア・ロバーツは、それに、12回も選ばれているそうです。大変な有名人と言うか、大物です。しかし、一度も来日していません(?) エリザベス女王も、ダイアナ妃も、マリリン・モンローも、ヘレン・ケラーも、マザー・テレサもカトリーヌ・ドヌーヴも来日していると思います。女性として大勢の人間にしられるほどの大きさになったら、大使級の親善外交が担えるのですから、来日して欲しいところです。周りを、マスコミやら、おつきの人に囲まれていては、真実が何も見えないにしても、外の景色一つでも、見てもらった方がよいですね。
日本の映画・配給会社等がお誘いしても、来日を拒否されるのなら、それが、日本を嫌っていると言うことへと、即つながっているのかもしれません。残念ですが、これは、誰かが説得して直るものでもなくて、ジュリア自身の成長と言うか、転換点の訪れを待つしかないのです。ただ、『どうして、そこまでに、いたったのか?』が、謎ではあります。
以前、wikipedia で、彼女について検索をしたときに、「あまり、幸せな育ちではない」と出ていました。マリリン・モンローほど不幸であったとも出ていませんでしたが、美貌を武器に出世した女性のようです。そこに何らかの、答えが秘められているような気もします。
簡単な言葉で言えば、余裕がないと言うこと。狭量だということです。それは、残念ですよね。でも、美貌を武器に、形から、入っていって、上流階級になった人には、そう言う傾向はありえることなのでしょう。日本人にも、よく見られる現象です。『どうか、神様、彼女に、心の余裕が生まれて、来日して欲しい』と、願かけをします。来日していろいろ見聞して、『あれ、日本って、こう言う国だったのか』と言う新しい認識を、持ってもらいたいものです。
世界中で、人間は、どこでも同じですから、善人は善人であり、悪人は悪人です。日本人だけが、全員(100%)悪人であるわけでもなく、嫌われる、理由は何も無いのです。古い時代の、黄色人種差別感などを、彼女が、今なお、持っているとしたら、本当に残念ですから。
では、今日はここまでで、終わります。5月5日これを書き、送るのは7日の早朝となります。 雨宮舜
全編ロンドンが舞台で、画面は美しく、音楽も美しく、主演の四人はそれぞれ、美形であり、せりふも美しく、完成度の高い映画である事は、最初の段階からわかり、夕飯を食べながら、それを、視聴していたのです。
舞台が原作の映画だそうで、それゆえに、室内の描写が多く、ジュリア・ロバーツが、仕事場として持っているスタヂオ(彼女はカメラマンと言う設定)の窓の傍に、障子が二枚立てかけてありました。
その途端に、私は、かねてから気に掛かっていた、===ジュリア・ロバーツが、日本を嫌っている===と言う件を、思い出したのです。今日は映画そのものからは離れて、彼女の嫌日感情と、比較すると、日本通であるらしい、もう一人の主役であるナタリー・ポートマンに対しての考察をお送りさせてくださいませ。
ある側面で、階級の問題にも触れますので、連載中の、話題が飛んでしまうのを、お許しをいただきたく。
映画そのものは、文芸映画であろうと、想像して見始めたのですが、私としては涙が出る場面が一度も無くて、それで、皆様に『地上派で、放映されたとしても、見る事を、お勧めするほどでもない』と思うのですが、20代から50代に至る、恋愛・現役・世代にとっては、涙する場面もあるかもしれないです。恋愛に関する、辛口のせりふがいっぱい出てきます。
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私は映画通でもないので、この映画で初めて、ナタリー・ポートマンと言う女優に接して、彼女の切れ味のよい演技に興味を抱きました。で、グーグル等で、検索をしてみました。すると、10代からモデルとして、活躍しているが、一方で学業成績は優秀で、高校時代から、オールA(日本の昔の言葉で言えば、優)で、ハーバード大学へ進学した、と、あります。言葉に対する感覚も鋭くて、日本語も出来るとあります。それは、日本に滞在していた事もあるからで、あろうとも。
日本語が出来るほど、滞在していたとしても、それは、今ほど、有名になる前のことでしょうから、無名の普通の人として日本で、過ごした歳月があると仮定すれば、ある程度の日本理解者であろうと推察されます。日本びいきかどうかは、分からないものの、日本を知っている事は確かです。
『日本びいきであるかどうか、分からないものの』、と言うのは、彼女はイスラエル生まれの、豊かな家庭に育ったお嬢様らしいので、もしかすると、レオス・カラックス監督と同じで、世界を支配する軍産共同体に近い人かもしれません。だから、本当の所はよく分からないのです。しかし、豊かに育った、人特有の、上等な、センスはある人です。
それには、グーグル等で検索をせず、ただ、映画だけを見ている段階でも気がつきました。が、背が低くて(160センチとの事、これは、白人エリート社会では、小柄な方)、その原因が、12歳から始まった、ヴェジタリアン生活にある事が、グーグルの検索の結果、わかり、さらに、そのセンスのよさを、知りました。
ヴェジタリアンになったのは、<鶏のなんとか、手術>を見たときからだそうです。そちらの情報は詳しくは分かりませんが、ともかく、現代社会では、鶏、豚、牛は、ひどいやり方で飼育し、され、食肉へと加工をされて行きます。それは、『命を食べる』と言う映画でも、はっきりと、その実像を知らされました。しかし、私にはヴェジタリアンであり続ける事はできません。意思が弱いと言えばそれまでですが、どうせ、体が弱いのに、それ以上に栄養が偏ったら、どれほど、エネルギーが落ちるだろうかと想像するから、肉を食べないと言う踏ん切りは、つかないのです。
ナタリー・ポートマンに、それが出来たのは、若さゆえの無鉄砲さだ、と思います。若い人の思い込みの強さは、尊敬に値します。
そう言う育ちのよい、女優さんが、画面上では、ロンドンでストリッパーをしているという設定です。しかし、違和感が無くみていられるのは、役柄上、<地頭がとてもよい、賢い人間だ>と言う設定になっているからです。演技の切れ味もよくて、女優としては、甘ったれたところがありません。
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さて、そのN.ポートマンも、2008年に世界一、美しい女性(ただし、アメリカで選抜をされる評価)に選ばれていますが、ジュリア・ロバーツは、それに、12回も選ばれているそうです。大変な有名人と言うか、大物です。しかし、一度も来日していません(?) エリザベス女王も、ダイアナ妃も、マリリン・モンローも、ヘレン・ケラーも、マザー・テレサもカトリーヌ・ドヌーヴも来日していると思います。女性として大勢の人間にしられるほどの大きさになったら、大使級の親善外交が担えるのですから、来日して欲しいところです。周りを、マスコミやら、おつきの人に囲まれていては、真実が何も見えないにしても、外の景色一つでも、見てもらった方がよいですね。
日本の映画・配給会社等がお誘いしても、来日を拒否されるのなら、それが、日本を嫌っていると言うことへと、即つながっているのかもしれません。残念ですが、これは、誰かが説得して直るものでもなくて、ジュリア自身の成長と言うか、転換点の訪れを待つしかないのです。ただ、『どうして、そこまでに、いたったのか?』が、謎ではあります。
以前、wikipedia で、彼女について検索をしたときに、「あまり、幸せな育ちではない」と出ていました。マリリン・モンローほど不幸であったとも出ていませんでしたが、美貌を武器に出世した女性のようです。そこに何らかの、答えが秘められているような気もします。
簡単な言葉で言えば、余裕がないと言うこと。狭量だということです。それは、残念ですよね。でも、美貌を武器に、形から、入っていって、上流階級になった人には、そう言う傾向はありえることなのでしょう。日本人にも、よく見られる現象です。『どうか、神様、彼女に、心の余裕が生まれて、来日して欲しい』と、願かけをします。来日していろいろ見聞して、『あれ、日本って、こう言う国だったのか』と言う新しい認識を、持ってもらいたいものです。
世界中で、人間は、どこでも同じですから、善人は善人であり、悪人は悪人です。日本人だけが、全員(100%)悪人であるわけでもなく、嫌われる、理由は何も無いのです。古い時代の、黄色人種差別感などを、彼女が、今なお、持っているとしたら、本当に残念ですから。
では、今日はここまでで、終わります。5月5日これを書き、送るのは7日の早朝となります。 雨宮舜