昨日は、午後二時開演の、サントリーホールに行ってきました。下は、サントリーホール前の、クリスマスツリ-です。なんか地味だなあと思います。赤い色が使っていないでしょう。で、上品です。だけど、地味、です。」
新橋駅構内と、渋谷駅、宮益坂口近辺を、歩いただけですが、1979年から、2017年ごろまで、毎週月曜日と木曜日に、銀座に絵を見に行っていた私としては、銀座本通りのクリスマス・イルミネーションを見れば、はっきり、不況か、好況かが、わかるのですが、ちょっと、時間と体力がなくて、そこを探索していません。
ただね。幼いお子さんを連れたファミリーは、目立ちました。月曜日から金曜日まで保育所に預けているのではないかなあ? だから、土曜日には、大奉仕です。それ以外の年齢の人には、新橋駅でも、渋谷駅でも、横浜駅でもみかけなかったねえと思うのですよ。30代と40代の人は、おうちに引きこもっていると見えました。
どうも、みんな株の大暴落を予期して、ひそかに倹約志向に、変化しているのではないかなあ?
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で、音楽会の話に入ります。
でね。ふかーい、ただし、静かな興奮と言うものに満たされて、どうしても、軽い眠りで、終始し、しかも三時間しか寝られなかったのです。
で、本日は、寝不足なので、例の・・・・肺の嘘写真についての、ブログ・・・・は、書きません。逃げているわけではないのですよ。ただ、ただ、頭が今は、上等ではないから、頭を使わないでも、済む文章を書きたいのです。
でね。サントリーホールは、六本木一丁目か、溜池山王駅から、行かれるとは知っているのです。で、鎌倉から行く場合、外出予定時間を三時間前に、設定して置けば、六本木一丁目から、サントリーホール前の広場に、つくことができるのですが、
ここで、寝落ちしてしまいました。で、椅子に座ったまま15分ぐらい寝て、起きて、非公開にして寝入ったのです。今は、その次の日です。
幸い8時間ほど寝ることができました。しかし、元気なら元気で、生活上やるべきことがあり、反町の小さな、アパートの一階の住民の異様・・・・・(生活保護費を、伊藤玄次郎たちが、不正受給させたと、考えている、お金持ち夫妻(ただし、実質婚のはず。だから、夫婦二人とも、厚生年金と、生活保護費が入り、贅沢三昧ですお出かけもタクシーを呼んで出かけます)・・・・・さが、今、二年ぶりに際立って目に見えてきました。これも、陰に警察か、警察から命令された誰かの動きがあるでしょうから、これをどうするかを考えないといけません。これが、隈研吾分析に入った一つの理由でもありました。しかし、かといって、隈研吾研究に、今、戻るわけではありません。
今は、肺結核らしく装った偽物の写真を分析することにこだわっている時期です。それは、それですが、歌舞伎座に入れなくなったことへの補填として、クラシックの音楽会に行こうと思っているのですが、
ミューザで、お隣の人としてであった、紳士みたいに、「一つの交響楽団と、一人の指揮者を、100回ほど、聴きました」というほど、集中した、クラシックファンではありません。
今、たまたま、音楽会に行き過ぎて、75歳ごろに、老年破産に近い状態になった紳士の話を独立した小説として書いています。
その人は多分、グヮルネリを、子供のころに買ってもらったほどの、大金持ちのお坊ちゃまですが、1997年にいろいろあって、私は、深く、深く、考えさせられたという話です。
最近、三浦文彰が、・・・・・(サントリーホールでもらったチラシによると)・・・・・、【イエスのグヮルネリ】というすごい名器を所有者から貸与されて、それを演奏し始めているそうです。その名器とは、私の小説の主人公の遺族の家に飾られてあったものではないかなあと、思っています。
その遺族が、有名な芸術家で、ホーム頁を持っているのですが、そこに出ていた(その遺族は、ヴァイオリンについての解説は抜きで使っていたのですが、)ので、ほぼ、私の想像通りでしょう。
遺族は音楽家ではないのです。だから、しかるべきヴァイオリンの専門家を通して、「貸与します」と名乗りを上げたのだと思います。または、遺族がしかるべき大資産家に売ったのか? わかりません。
が、急にその名器が表に出てきたのは、私が、去年から、その小説を書き始めていて、グヮルネリを、その小説の中に使っているのです。したがって、表に出てきたと思っています。これも、言っちゃあなんですが、私が、如何に、大物かを語っているエピソードだと思います。
ところで、老年破産を描いているといっても、それだけではないのです。第二次世界大戦での、日本の、姿、そして、1945年の敗戦、そういうものが、いろいろな人の隠された部分で、いかに深い影響力を及ぼしているかという小説なので、自分一人の心づもりでは、反戦小説を、書いているつもりなのです。
この間、NHKは、大奥第一部、第二部というドラマを発表しました。そこでは、男性だけが、かかる病のせいで、社会の中で、男性の数が少ないという設定でした。原作者の年齢を見ると、私より30歳は若いので、戦争の被害の記憶があるだろうか? と思いますが、上世代の親族の中に、結婚しなかった叔母とか後妻に入った叔母とかいるのではないだろうか?
まあその負けた戦争による隠された不幸というものは、結婚という方式に、如実に反映されるのですが、ほとんど、世に出てきません。中流以上の階級の人は、結婚と、その後を、私・事(ごと)ですから、という形で、話もしないし、書きもしないので、表に出てこないのです。が、いろいろな人々に、無理を強いたので、どんなに、不思議に見える行動でも、底の底では、戦争に原因があるのでした。
その人が、老後・破産に近い形になってしまったという小説を書いているのですが、これが、まったく他人ごとではないのです。
音楽会に行き始めると、特に、知人や、友人と一緒に行き始めると、破産に近い状態になります。これが、歌舞伎を見るときは、それほどに、感じないのは、歌舞伎って、ひと月同じ演目なので、昼の部と、夜の部を見てしまえば、それ以上の散財をしないで、いいわけです。もちろん、全国を見渡せば、あっちこっちで、やっているわけですが、
音楽会って、会場が多岐にわたり、しかも、東京圏で聞く場合、おおくても3か所でしか、同じプログラムは、展開しないのです。で、これを逃したらもう大変だと言う心境に陥りがちとなり、通である人ほど、お金を使うというわけです。
上の方で、100回ほど、同じ人を追いかけているという紳士は親が裕福で、株の配当金が、たくさん入るそうです。彼が追いかけているのは、指揮者、小林研一郎です。
私は、歌舞伎座から、音楽会へ移行をしたといっても、絶対に浮かれすぎない様に、絶対に高い切符を買わない様にしようと・・・・か、絶対に知人と「一緒に行きましょうね」という約束をしない・・・・とか、音楽以外の学びも同時に得ることを目的にする・・・・・とか、・・・・・・贅沢とは、思われない様にするための、ルールを自分に課しています。
で、2024-11-23は、サントリーホールでの、清水和音を、聴きに行ってきました。席は、シューズボックス型ホールのピアニストの、後ろの席です。一列目だから、眼下に清水和音を、見るし、音もよく聞こえます。大満足でした。それが安いほうの切符なのです。
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清水和音って、若い時は、大変美形のピアニストとして、有名でした。しかし、ずっと、接触なしで、2023年NHKBS クラシック倶楽部で、数十年ぶりに見たら、上半身が太っていたので、びっくり仰天。山本圭も同じです。で、山本圭は、今のところ、主人が見ているミステリードラマをちらっとしか見ていないので、どこが進歩したとか、批評をする相手ではないです。
清水和音も、ずっと追いかけているわけではないので、進歩したとかは言えないのです。でも、音のきれいなのには、びっくり。特に弱音の美しさには、びっくり。
これが、テレビ内で、気が付いたことですが、2024年11月23日の演奏家でも、弱音が際立つ、ベートーヴェンの、ピアノ協奏曲、111番などが演奏され、満足しました。
特にお客様のことですが、40代か、それ以下の年齢の人が、第一列にずらっと並んで、大変、真剣に聞いているのです。ピアノ教室の先生などかしら?…それとも趣味で、アマチュア交響楽団に入っている人などかしら? と思います。これは、清水和音のために喜びました。
ほかの音楽会だと、引退後のサラリーマンが多いのです。歌舞伎座は、80%が女性の高齢者であり、音楽会は、男性の高齢者が多いのです。が、シューズボックス型ホールの、背後の席から、見た対面の、第一列が、若い人で占められていたのは、清水和音の、ために、こころから、喜びました。
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ただね。5分の3しか、席が埋まっていないのです。高いチケットの席が埋まっていて、安い席が空いている。これは、反田恭平などのマスコミ有名人だと、すべてのランクのチケットが、今回よりも、3000円は高くて、かつ、全席が、埋まっているでしょう。しかし、私は、反田恭平を、聴きに行こうとは、思いません。なぜかは、ここでは繰り返しません。
で、あれ? 今年は不況なの?と、思い始めました。
そういう風に座席を、見渡した時から、3時間前、新橋駅地下構内でも、「あれ、人出が少ないなあ」と思ったのを思い出しました。
今は、26日の午前一時です。その時間になったら、また寝落ちしそうです。で、冒頭に簡単になぜ、不況かもしれないと思ったかを入れておいて、この章は、ここで、終わりとさせてくださいませ。