銀座のうぐいすから

幸せに暮らす為には、何をどうしたら良い?を追求するのがここの目的です。それも具体的な事実を通じ下世話な言葉を使って表し、

上の章の、副題16だけをここに上げます。

2012-06-29 04:00:28 | Weblog

 そういう秘密中の秘密の話を、もうひとつさらせば、今回のパーティで、私は『柳澤和子さんには、にらまれたかな?』と、感じています。
 このブログの読者は、美術関係者ばかりでもないと、思うので、柳澤和子女子について簡単に述べますと、有名な版画家です。
 1940年生まれで芸大の大学院卒。ということは生家が、大変なお金持ちであったことを示唆しています。

 我が家も大学の入学時に、「あなたは、試験の結果がよくて、奨学金を受ける資格はあるが、お父様が、上から6%の範囲の高額納税者だから、奨学金を与えられません」といわれたほどですが、それでも、父の考え方としては、「絶対に芸術系の大学へ行ってはいけない」でした。まあ、戦時中などは、画家が苦労をしたのを、絵が好きなサラリーマンとして横目にみていたので、「大組織のサラリーマン(官庁づとめか、大会社の勤務)になるか、それとも医者になるかでなければ、学費は出さない」といっていました。これは、日本の中流階級なら、当たり前の発想だと思う。
 で、美大、音大などの、芸術系の学部へ、例のバブル到来以前に進学した人は、生家が資産家である可能性が高いのです。

 柳澤紀子さんは、だんなさんが、自民党の代議士で、大臣もなさった方だから、お見合いで、静岡県の有力者とご結婚をなさったと推定されるわけです。自民党の代議士の奥様なのに、一方で、版画家として、成功をして、武蔵野美大の教授でもあるのだから、絵に描いたような幸福な人生を送っている人です。で、やはり、お嬢様育ちであることがわかる人です。

 ただ、私もそうですが、余り、美形ではない(笑)。上條陽子さんも馬腰陽子さんも美形です。で、スター性があって、ご自分もそれにかなう生き方をなさっておられる。が、柳澤紀子さんは、そう言う点では、売出しをしない。特にマスコミ受けする売出しをしない。だから、ここで、美術界以外の読者に向けて、彼女の解説をする必要があると感じたのです。だけど、実力があり、人間もできているタイプで、むろんのこと、とても望ましいタイプです。で、2007年前までは、私との間もフラットで、個展の会場でなど、きちんと普通に丁寧に、礼儀正しく対応をしてくださったタイプです。

 『しかし、今日は、どうも、冷たい。私を知らないから冷たいというのではなくて、充分に、認識をしているから、かえって、冷たい』と、感じます。『ふむ、ふむ、なるほどね。私が最近書いている文章は、すべて、しかるべき人たちの、耳に入っているのですね。この頁をきちんと読むという形ではなくて、ただ、単に、「怖いことを書くから、気をつけなさい。付き合わないほうがいいですよ」という形で耳に入っているのでしょう』と、感じます。
 これは、無論のこと、私にとって、損な形ですね。だけど、それがわかっていても、書かざるを得ないように、激しい攻撃にさらされている私であって、

 自業自得といわれ様が、なんといわれようが、この路線は始まってしまった限り、毒を食らわば皿までで、突っ走るほかはない路線なのです。ただし、この会場に出席している私にとって、ストレスが、非常に高いのは、一般的な常識からいえば、『確かにそうです』となります。

 ただ、私は、それも、事前に充分に察知していて、覚悟の上だったし、問題は、出席ができないように、この26日に、日にち設定をされていることにあるわけですから、出席することが戦いなので、『何が起こっても平気ですよ』と、どーんと構えているわけです。
 ところで、そのどーんとですが、私は背の高さが、162センチあって、体重が、最近は、太ってきましたよといっても、50キロです。ですから、柳澤紀子さんや、馬越陽子さんの腰周りに比べれば、細くて、風が吹けば吹っ飛ぶ感じだったでしょう。(笑)

 もう一人だけ、見知った顔の人がいました。奥谷博さん。しかし、こちらは私のほうがそちらへは、目を向けもしませんでしたよ。だって、柳澤紀子さんよりも馬越さんに近い人ですから、いろいろなことを聞き及んでおられるでしょう。その三人だけが、既知の人で、後は未知の人ばかりでした。そのほうが、まあ気楽です。
 でも、柳澤紀子さんが、冷たかったのは、ただ、文章を書いている人として、怖がられたり、嫌がられたりしているだけではなくて、馬越陽子さんからも、個人的に、「付き合わないようにして。無視しておいて」と頼まれていると感じました。
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