新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

選択の力を考える

2011-07-10 23:30:19 | Weblog

こんばんは

 

先程、帰ってきました。

温泉からも帰ってきたのですが、実は病院に行っていました

 

箱根からロマンスカーで帰ってきたのですが、その帰り道に病棟から電話がありました。その関係で夕食は食べずに病棟に向かいました。

 

病棟で一通りのことを行い、先程夕食を食べて帰ってきたところです

 

箱根に行ってきましたが、本当に行きたいな~と思った旅館は

「1年先までありがたいことに予約でいっぱいです」

と言われ、

「1年先までは予定は組めないよw」

と思ったものです。

 

先程、鼠後輩さんから「3年間臨床につかっていたのだから・・・

というコメントがありました。

一応、血液専門医は昨年の合格者は2010年4月からの認定になります。それゆえ、僕は1年以上専門医の資格で臨床を経験していることになります

鼠後輩さんは外科系の先生なのかもしれませんが、血液内科では

1、新しい薬が出てくるたびに標準治療が変わる

2、臨床技能は基本的に医者として・・「この症状は○○である」という感覚が磨けていれば、手技的なものは血液内科で新たに学ぶものはほとんどない

そして僕に関しては

3、当科で初めてこのタイミング(6年目~7年目)で専門医を取得した

という3点から、まぁ3年目を希望しているかと言えば「いなくなったら、確かにうちの診療科は崩壊するなぁ」と思ったからというだけです。

 

はっきり言えば、その意味では「残って良かった。多くの人の役には立った」と思っていますが、Win-Winの関係にはならなかったなと思っています。

 

Win-Winとは相手にも自分にも利益が出る関係です。本来はそうありたいものだと思っています。

 

本来はどのようなことがあっても、自分がどう考え、どのように行動するかは「自分次第」であります。そのため、僕が今回の件で不満に思う必要は全くないのです。

一言でいうなら・・・・実際は

「まぁ、信用・信頼に対して・・・予測外に裏切られたなぁw」

と思っている程度で、それゆえに選択肢を考えねばなるまいと思っているにすぎません。これは個人個人が考えることで、他人と比較する内容ですらないです。それをやっていたら・・・精神的に病んでしまいますよw

 

自分より能力の高い人は大勢いますからね。比較し続ければ、いずれ病的になります。

 

あとは僕は常に世界中の人の役に立ちたいと思っています。それは昔も今も変わりません。学生時代にはよく言ってました。

「世界中の人のために腫瘍というものを撲滅したい」

とw

本来それをやりたいのだから、それをやるためにどこに進むべきか。それを考えているにすぎません。

僕は後輩が好きなので、後輩を育てることに力を注ぎたいとも思っています。それゆえに「残る」という選択肢も考えましたが、どうしようかと思っています。

 

そして「それに対してどのように時間を割く」か・・・。

僕は3,4年目はぶっちゃけ「職場のために」かなり強力に教育、訓練などを主導的にかかわってきました。それゆえ楽しく過ごしていましたし、逆に時間が欲しいと言えば、向こう側も歩み寄ってくれたものです。僕はあとは常にお世話になっていた医局の多くの人よりも夜遅くまで、実験をしていたものです。

 

常にできることを行い、ベストを尽くす

それを行い続けるだけ。

 

その道がどこになるかを考えているだけにすぎません。

 

Blogには少し大げさに書いていますし、日常生活の態度にも出すこともありますが、どちらかというと心の中では「平然」としております。

http://blog.with2.net/link.php?602868

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なかのひと 

それは僕が僕である所以であると思っています。

 

ということで、もう日をまたいでしまうのでそろそろ終わります。

 

コメント (4)
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