新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

チェーンメールや不幸の手紙みたいだからでしょうか?

2014-08-24 21:24:53 | 医療

こんばんは

 

先週から病棟中心から研究へシフトしておりますが、相変わらず毎日1回は病棟に行っています。まぁ、研究はできているので良いのですが。また、朝のランニングも再開しました。なんといっても夜中や朝方の呼び出しがなく、安心して走りに行けるのが再開した理由ですが、健全な肉体に健全な精神は宿るといいますし、再度体を鍛えようかなと思っております。

そして週末は子供の顔を見に、妻の実家に行っております(妻の実家でなぜか腕立てをしていた私です)。

 

先日、学会発表した内容を学会誌に投稿してほしいという依頼が来ましたので、明日以降は研究の合間にそれを作っていこうと思っていますが、それ以外にも英語で書きかけの論文を仕上げに行きたいと思います。

 

さて、今日は筋萎縮性側索硬化症の水かぶるチャレンジの話です。僕も面白がるのはよいけど、次の人を指名する数が増えるのはチェーンメールとか不幸のはがきみたいと思っていました

 

たけし 氷水拒否「オレはやんないよ」 その理由は…

デイリースポーツ 8月23日(土)23時33分配信

 ビートたけしが23日、レギュラー出演するTBS系「新・情報7days」で、アイス・バケツ・チャレンジ」について、氷水をかぶることを拒否した。その理由とは…。

 たけしは、この日の番組で、「オレのとこにもそのうち(指名が)くると思うけど、オレはやんないよ。お金も払わない」ときっぱり拒否した。

 アイス‐活動で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)についての認知が広がることについては理解を示した上での発言。「オレは熱湯に入って金もらう方だから。なんで、冷たいの(かぶるの)。おいらは熱湯に入ってお金とる方だから、主旨が違う」とユーモアをまじえて拒否理由とした。

 たけしは、83年から99年まで、日本テレビ系バラエティ番組「スーパーJOCKEY」の総合司会を務めていた。同番組の人気コーナーが『熱湯コマーシャル』で、テレビで宣伝したい人が熱湯に入り、PRするという企画だった。

 たけしはまた、“氷水”チャレンジの指名を受けたものの、辞退を表明した武井壮について、「武井さん、なかなかいいコメントだね」と話した。

 武井は21日のツイッターで「ご指名ありましたが思うところあって氷水はかぶりません!その代わりにALSに限らない難病支援に、水不足や衛生に関する支援に、飢餓に関する支援に、さらに東北で被災された方々への寄付などにその思いを回します!!これを機会にご指名で、ではなく学んで寄付をさせて頂きます!」「キャンペーンで指名されて寄付行為をしないと決めています」などとコメントしていた。

 なお、22日には、氣志團の綾小路翔から指名を受けていたゴールデンボンバーの鬼龍院翔が、ブログで「違和感を感じた」と明かし、「結論として、僕は寄付させて頂きます。そして次の人は指名しません。」と氷水拒否の姿勢を伝えている。

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武井壮 氷水かぶらぬ理由は明確「公費対象の問題」「水の問題」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140823-00000102-spnannex-ent

スポニチアネックス 8月23日(土)17時33分配信

 タレントの武井壮(41)が23日、自身のツイッターを更新。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援する活動「アイス・バケツ・チャレンジ」に参加しない理由を三度つづった。

 「氷水をかぶらなかった理由は、ALSは確かに大変な難病だけど公費対象になっていること、他にも難病だけれども対象にならず苦労している方がいらっしゃること、多くの国で生活に利用できる衛生的な水が手に入らない方々がいること、以前から寄付行為は勧誘やキャンペーンで行わないと決めていたことなどです。バケツについてはこれまでとします!世界中に幸せを生めるような男になろうと努力します!!」

 支援の輪が広がる一方、氷水をかぶることに賛否両論の声も。武井は21日に早々と「思うところあって氷水はかぶりません!」と宣言。インターネット上には称賛の声が相次いだ。

 「アイス・バケツ・チャレンジ」を評価しつつも「自分の思う優先順位で自分の頂いた給与の中から寄付する先、金額を決めているだけなので、何も考えを変えることはありません。私は少し違う形で支援いたします」(22日)と自己流を貫くことを表明している。

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難病の高橋メアリージュン 氷水かぶらず「難病基金に寄付」

スポニチアネックス 8月24日(日)12時40分配信

 モデルの高橋メアリージュン(26)が24日、自身のブログを更新。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援する活動「アイス・バケツ・チャレンジ」の挑戦者に指名されたが、氷水をかぶらないことを表明した。

 高橋は難病に指定されている「潰瘍性大腸炎」の患者。潰瘍性大腸炎はクローン病とともに炎症性腸疾患(IBD)に分類される。

 「同じ難病当事者として賛同したい」という一方「氷水をかぶることはIBD患者として誤解を生み、同じIBDの方を傷つけてしまわないか?体調が悪化しないか?」と葛藤。

 「考えて考えて考えた結果、私はIBD患者としての立場として氷水をかぶることはIBDに対しての誤解を生む可能性があるため、アイス・バケツ・チャレンジはせずにALSとIBD含む難病基金に寄付させていただきたいという結論に至りました」と理解を求めた。

 「まだまだたくさんある難病に対して、少しでも多くの認知と理解、少しでも多くの対策方法が研究、開発されることを願います」とつづっている。

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ALSの認知度を上げたことに関してはよかったのだろうと僕も思いますが、以後こんなのが次々に起きたらいやじゃないかなと思いました。

 

特に有名人の方が指名されたら断りにくいでしょうし、それがしかも人数増えて指名されるのはいかがなものかと思います。

 

そういう意味では武井壮さんや鬼龍院さんが次の人の氏名を避けたというのは素晴らしいような気がします。もしかすると指名されたときに「不快な感じ」をされて、それを他の人にしないようにと思われたのかもしれませんが、いろいろなことを考えられているのだと思いました。

 

 

 

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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それでは、また。

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