こんにちは
先週はバックアップでばたばたしたり(結局、翌日までほぼ24時間以上戦っていた感じがします)、外来なども含め非常に疲れました。まぁ、外来は予約の患者さんが多かったせいか、新患の患者さんが4人しか来ず終わりの時間は先週の外来よりは早かったですが。時間が早いといってもカルテや紹介状の返事を書き終わったのは17時過ぎですが。
時間がかかる理由の一つになぜか僕に他の診療科の先生の説明した内容を聞く人がいます。もしくは、あの先生には言いにくいので先生、この症状どうにかしてくださいとか・・・。
別の癌腫の緩和ケアをしているリンパ腫との二重癌の患者さんからそちらで出ている痛みの相談が来たりとか、「私がこういっているのに、こういうもんだといって取り合ってくれない」とか。
コメントにも「医師からの説明がきちんとされない」「話を聞いてくれない」というものをよくいただきますが(公開していないものもありますので)、笑い話みたいですが僕がこういう風に考えていっているのだと思いますよ・・・と言ってことを収めていることもあります。
今週も患者さんの愚痴に近いことを30分聞き、そこから僕の方の説明をして…(汗
けど、患者さんには感謝されました。先生に聞いてもらって、胸の中がすっとしましたし、なんとなくわかりましたと。
そこまで僕がやっていることは知らないのだろうなぁ・・・(笑
かかりつけ医かしら、僕は(笑
たぶん、時間がないから3分間診療になってしまうのですけど、それで納得できない患者さんていらっしゃいますよね、大勢。特に今後は増えてくると思うのですよね。時代の流れとして。
そう考えると悪性腫瘍を扱う診療科の医師は、本当に足りない。特に抗癌剤を多用し、患者さんにダメージを与える血液内科みたいな診療科は足りない(w
ちなみに患者さんによっては僕みたいな感じの人が嫌な人もいるらしく(といっても、過去に2人ですが)、
「なんで、そんな風に赤ちゃんが理解できるような感じで説明するのですか・・・。専門用語とか使って、きちんと説明してください」
と言われたので、専門用語を使用して2分で終わらせ、
「わかりました?」
と聞いたら
「わかりました」
と言って、帰って行かれました。MGUSだったので紹介もとにその旨を書いて引き続き見てもらっていますが。
別の方は
「おしっこの検査をしましょう」
と言ったら
「尿検査と言え!」
と言われて、少し目がぱちくりしました。
「じゃぁ、尿検査をしましょう」
と言いましたが、さすがに今思い出しても笑いがこみあげてきます。どっちでもいいって・・・って(まぁ・・・それいこう、尿検査というようにしています)。
患者さんごとに使い分けるのは難しいので、僕は説明をできるだけブログで使用するレベルの用語にしていますが、いろいろ思う人は思うのでしょうね。
さて、今日は悪性リンパ腫関連の研究会がありますので、今から品川に移動する予定です。勉強しないと医療の進歩は速いので・・・
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。