Angela Garden

シンプルに、そしてエレガントに。試行錯誤しながらも、そんな人生を送りたい。

同志社大学

2009年09月29日 | ★ヴォーリズ&その他近代美建築(西日本)
右腕がまだ本調子ではないので、
(実は、この検査のことを考え、左手でマウスを使う練習をしていました♪)
今のうちに、洋館レポートを頑張ってUPしていこうと思います。

京都でのもう1つのお目当ては、同志社大学の建物でした。
守衛さんに、一応、建物を見たいというと、慣れているように
どうぞと言って頂きました。

1875年(明治18年)に 新島襄が開校した官許同志社英学校に始まります。



まず目に入るのが、「有終館」
1887年(明治20年)D.C.グリーン設計。



そして、「クラーク記念館」
1894年(明治27年)R・ゼール設計。
ドイツ・ネオ・ゴシック調。



シャトーのような雰囲気に、うっとり♪



建物の裏側も、しっかり。きちんと作られていますね。



続いて「ハリス理化学館」
1890年(明治23年)
J・N・ハリスからの寄付で建てられました。
英国王立建築家協会員のハンセルによる設計で、イギリス積みのレンガ建築。









中を覗くと、同志社設立者の新島襄の肖像画が飾られています。






こちらは「礼拝堂」
1886年(明治19年)
D・C・グリーン設計。
プロテスタント派のレンガ造りのチャペルとしては、日本最古のもの。
ゴシック建築様式。
ステンドグラスの美しさは、徳富蘆花の「黒い眼と茶色の目」という本の中で
描写されているそうです。






こちらは「彰栄館」
現在京都に残るレンガ建築の中で、最古のものだそうです!
「有終館」や「礼拝堂」と同じ、D・C・グリーンの設計です。
同じく、アメリカン・ゴシック調です。
グリーンは、もともとはアメリカの海外伝道団体が
日本に派遣した最初の宣教師で、同志社の校舎の建築にも、
そして教育にも貢献した人物だそうです。







どの建物にも、それぞれ長い歴史と逸話があるのですが、
ざっと建築年と設計者と様式のみ記してみました。
興味のある方は、いろいろ調べて見て下さいね。
こちらに載せた内容は、同志社大学で頂ける
「同志社の文化財建築物」というパンフレットから引用させて頂きました。

画像だけでも、かなり長くなってしまったように、
この同志社大学の中は、あとから加えられた校舎も、
これらの明治期校舎の雰囲気を壊さないように建てられていて、
歩いていると、本当にどこか、海外の街のような錯覚を感じます。
素敵なパワースポットでした

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洋館・・・まだつづきます~♪

入院ライフ

2009年09月29日 | ★日記
シルバーウィークの洋館巡りのレポートの途中ですが、
まだ先が長いので、ちょっと話題を変えて・・・

洋館巡りで、充電したあとは、検査入院でした。
外来で通院している病院ですが、入院となるとやはり緊張してしまいます。
1か月前に検査が決まってから、ずっ~とモンモンとしていました

検査はCTやMRのように、筒の中に入って?横になっていれば済む
ラクなものではなく、かなり苦痛を伴うもので、
過去に経験している、あのこわさがまた・・・と
かなり凹みつつ入院を迎えました。
ただ、私は、普通の採血検査でも、具合が悪くなって倒れこむ体質なので
恐怖感は個人差があると思います。

術前検査は外来で済ませているので、入院当日は簡単な検査や問診のみ。
ゆっくりシャワーに入ったり、編み物をして、気分転換をして過ごしました。

午後から、病院のホールで、クラッシックコンサートがあるというので
出かけてみました。
病院は、とても近代的で開放感のある空間で、ホールも少し無機質ですが
上から日が差し込むので、とても気持のよい空間です。



最近は、大きな総合病院のほとんどで、患者さんの為に
コンサートやイベントを行うところが多いのですが、
初めてタイミングが合ったので、見ることができました。

そして、こういうイベントを行ってくれる方々は、
多くがボランティアなのですよね。

今回のコンサートは、関西フィルの首席クラスのチェロやビオラの奏者、
元宝塚の方も参加していました。

↓の画像の方は、現役のお医者様と看護婦さんなのです。
お医者様と看護婦さんというだけでも、素晴らしいと思うのに、
とても素敵な歌声や、ピアノの演奏まで、ボランティアで・・・
多才さを、ボランティアに活かしていることに、感動しました。



いよいよ元宝塚の青山雪菜さんの登場です。
やはり、とても綺麗で、歌声は、本当に美しい透通るような声でした
この方が歌われた、「白鳥」「アヴェマリア」「エリザベート~私だけに~」は
とても、不安な気持ちでいっぱいの心に沁み入ってきて、
ウルウルしてしまいました。





普段の生活では、なかなか病気の人と知り合うことはありませんが、
病院には、さまざまな病気の人がいて、いろいろな思いを持ちながら
過ごしています。
入院中は、お医者様や看護婦さんとの会話、お食事を作り、運んでくれる方、
お掃除をしてくれる方、ボランティアで素敵なひと時を提供してくれる方、
そして同じ病室の方とのおしゃべり、そして、家族。
いろいろな方のおかげで、なんとか、頑張って過ごせているのだと
いつも思います。

また今は病室での携帯メールのやり取りは可能なので、
家族やお友達とのやりとりも出来て、随分気分転換が出来るようになったなと思います。
以前に長期入院した頃は、まだ携帯メールも今ほどメジャーではなく、
電話は、談話室のような、いろいろな人がいる場所で、
公衆電話を使うしかなかったので、思うように話すこともできなかったのです。


検査は、痛みや意識は抑えられているものの、
麻酔ではなく、緊急時に対応するため、強い睡眠剤を使っての検査なので、
朦朧とした中で、苦痛を感じるのですが、
(私の緊張度がかなりきつくて、何度も睡眠剤が追加されていました
以前約10年前に受けた時は、足を使ったので、
検査後、ほぼ半日絶対安静だったのですが、
やはり、医療の進歩はすごいです。
今回は腕からだったので、腕のみ固定し安静で、トイレなども
自分で行けるので、少しはラクだったように思います。

ただ、まだ腕には少し違和感があるので、
力を入れることができず、少し大きめの食器を持つことが、かなりキツくてイタイ
PCの軽いキーは押せるのですが、
今頃皮下出血のように青あざが出て来ているので、
のんびり家の事をやりながら過ごしています。

病室は13階で、とても見晴らしが良くて、
朝は梅田のビジネス街の静けさ、夜はたくさんの光の夜景を眺めながら過ごしました。
画像は、夕日がビルに沈むところです。

まだまだ、この病院にはお世話になる予定です・・・
あと、ひとふんばり、がんばらなくては!

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