お蕎麦屋さん、「作美」を出て、信楽の町の中心へ向かいます。
道路の両側にたくさんの陶器のお店が立ち並んでいます。
きっと信楽の人口よりも多いのでは・・・?
大小さまざまなタヌキが、熱烈歓迎してくれます
夫は、とても親近感を感じたようでした~♪
とある陶器のお店の駐車場の車止めは、
こんなワンちゃんの陶器。絶対轢けないですね~!
以前出かけた丹波焼と同じく、日本古来の六古窯の1つの信楽焼。
江戸時代から昭和40年ころまで使われていた、
「のぼり窯」が残されています。
もう使われていないため、一部物置のようになっていました・・・
売れ残り・・・?のペンギンが・・・
日の目を浴びることもなく・・・
狭い、窯散策路をゆっくりと移動中、
他の窯とは、少し雰囲気の違う窯を見つけました。
ちょっといい雰囲気♪
レンガの煙突もいい感じ♪
後から、お店の人に聞いたところ、この建物は
昔、尋常小学校の講堂だった建物を、移築して立て直したものだそう。
建築構造を勉強している人たちも、見学にくる建物なんだそうです。
なるほど~
信楽焼は、どちらかというと、日常使いの食器が多いですよね。
最近は、たくさんの作家さんの活躍で、
信楽っぽくない陶器も多くなってきているようです。
普段、和食器の登場が少ない我が家ですが、
ラーメン用の食器で何かいいものがあったらな~
と思っていたので、見に来たのです。
以前、横浜の中華街で購入したどんぶりは重たすぎて
だんだん使い辛くなってきちゃったのです。
こちらは、内部にあった、レンガ窯。
昔使われていたそうですが、今は展示スペースに。
焼き物って、難しいですね~
大量生産品には、色気を感じられなくて、
でも、作家さんの作品になると、その作家さんのこだわりやクセが強すぎて、
「こんな風に使って!」という主張が届きすぎて、
う~ん、私には使いこなせない・・・って感じてしまうのですよね。
あまり個性が強すぎず、でも色あい風合いが奥深いもの・・・
そういう陶器(焼き物)が欲しいのですが・・・
こちらのギャラリー、「有楽」は、
焼き物好きの主婦だった、女主人が自宅を開放して始めたギャラリーで、
自分の気に入った、作家さんの作品を扱っています。
上品な、個性が抑えめの作品が多く、お値段もそれほど高価ではありません。
もちろんゼロがたくさんの作品もあります。
いくつか、すごく惹かれる作家さんも見つかりました。
女主人も、これからが楽しみの作家さん、とのことなので、
またこれから訪れる機会に、作風がどんな風になっていくのか
楽しみにしたいな~と思いました。
焼き物好きの、女主人、お茶菓子まで出して下さって、
(何にもお買い物しなかったのに、恐縮です!!)
いろいろな焼き物のドラマ、窯の中で起こるドラマ!
ドラマのある窯から出てくるまで、どうなっているか分からないから
味わいのある焼き物になるのよ~
といろいろ教えて頂き、とても楽しかったです♪
絶対、我が家にお迎えすることはないと思うのだけど・・・↓↓↓
(すでに、よぉ~く似たタイプと暮らしているから・・・ね)
憎めないわ~
またね~