ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

ワザを合わせる庭仕事でした

2014-11-28 06:53:57 | 庭の仕事誌
 あずまやを、制作しております。



日本晴れの昼休みでした。
この時間帯で、屋根に垂木が載りましたので、ペースはまずます。



本格的な栗丸太使用ですが、施工ペースは超高速。



こんなふうに、異型鉄筋を貫通させたり。
以前、庭門工事でもご紹介した、簡便工法を駆使しつつ。



最後に笑っていただければ幸いでます。



施工中の遠景。
庭門のようにも見えますが、井戸の屋根も兼ねる趣向です。



今回の改修では、敷石もしっかりしつらえました。
が、昨日は資材の置き場のお役目。
なぜか、ヨシズさんも転がっております。



こちらは、既存の豪快な巨石園路さんでございます。
歩きにくさが難でしたが、先日、バックホウの裏技で高速修正しました。



改修にともない、さまざなまお顔の道が出来ました。
お庭の道が、空間の質を高めます。



もともとは、排水改善が、改修の最大の目的でした。
その用をまかなう枯池を渡る道も、既存の石で開通しました。



震災で、あわや廃材となる寸前にあった端材さんとともに。
空間の質が高まりますと、なぜか、時間の質も高まるというのがお庭の方程式です。



学校の数学は得意でない人も。
その方程式の心があれば。



お陰様で夕方には、正味二人手間で、杉皮葺きが完成。
文明の恩恵資材も忍ばせておりますが、目隠しのヨシズさんに感謝です。
画像の左上、仮設の垂木をはずし忘れておりますが。



これをとって、てっぺんに竹を載せれば出来上がりです。
天然の癖はそのままに、屋根のむくりを楽しみつつ。
さまざまな素材のご縁に、感謝の仕事でございます。
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