耐え忍んで、ただ今ソバ実る

　今朝はソバ畑の話題です。
一面の畑が黄色く色づいてきました。
黒いソバの実が、黄色い葉の上に、粒つぶになって浮かんでおります。

早めに播いた畑では、既に収穫が始まっています。
今年は、台風で大きな被害がありました。
この畑のソバは、風でなぎ倒されても、また首をあげて健気に実っております。

　しかしながら、ソバというものは、お米とはまた違って、いろいろと難しい面もあるようです。
このように実っていても、茎が横向きですと、収穫の歩留まりが低下するそうです。
専用の大型機械で刈り取る際に、どうしてもこぼれやすいようです。

　台風のため、茎ごともっていかれた畑もありました。
ソバは栽培者が少ないためか、保険・農業共済も無いのでリスクも大きいです。
わずか二ヶ月で実るソバですが、収穫に心から感謝して、美味しく頂きたいものです。

　今朝も明けて、モズさんがキキキと鳴いています。
毎年こうして、里にやってきてくれるモズさんは有難いです。
モズといえば、こちら、宮本武蔵の絵が有名ですね。

武蔵さんとしては、モズに向かって茎をよじ登るイモムシさを表現したという説もあり。
たしかに、この登る一念にも感動します。
また、私としましては、両者に足場を提供している植物にも興味が湧きます。

　おてんとうさまがご覧になれば、皆等しく、可愛い子や孫なのでしょう。
せっかく頂いた命であります。
なるべくならば、おてんとうさまのように生きたいものです。

昨日は沖縄のノリーさんから、貴重なコメントを頂きました。
沖縄はきっとまだ暗い時間でしょう。
長くつらなる列島を思いながら、毎日感謝の心で、笠間の自然を見つめてまいります。

追伸
先ほど誤って写真のみでアップしてしまったようです。
失礼いたしました。



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