ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

芸術の森、南入口ゆるい坂

2011-10-27 06:14:00 | 里山に捧ぐ
 今日は紅葉のお話です。
ナツハゼさんが鮮やかに色づく昨日の現場は、笠間芸術の森公園の近くでした。 
昼休み、芸術の森の色づきにまみえんと、お散歩をしてみました。

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 ギャラリーロードを歩いて、同公園の南入り口を入ったところです。
ゆるい坂道がまっすぐ奥へと続いております。
ちょっと早い気もしますが、カツラの並木が色づいています。



この、カツラさんという木は大木になりますから、根っこも頑丈です。
放任すると、どんどん太くなりますから、将来を考えて根元周りをつくることが大事です。



根っこは力持ちです。
雑草の根っこも力持ちですから、カツラさんでは一層の怪力です。
敷石さんの胴上げが始まりました。



カツラさんの根元のウロの中で、コブシの赤ちゃんが安心しています。
コブシのお母さんは、多分近所の里山にいます。
小鳥さんが実を食べたあと、このウロでうろうろしているうちに、用事を思い出したようです。
たぶん、おととしの今頃の出来事だと思われます。
ウロの中に白いもやもやが漂っておりますが、これは単なるカメラのレンズの曇りです。



レンズを吹き忘れたまま、振り返って一枚。
この緑色の大木もカツラさんです。
色づきが遅いのは、たぶん土壌の水分の関係でしょう。
入り口は石敷きで、こちらは緑の下草で、ほぼ水平のエリアですから、保水性も良いはずです。



カツラの並木がもう一度ゆるい坂になって、奥の野外ステージへと続きます。
手前の左右一本づつが色づいて、その奥は緑色です。
こちらも、手前の木は南側が石敷き、奥は後ろが山ですから、地下水の補給もあるのでしょう。
ちなみにカツラの木は、山間の沢沿いに自生するものですから、水が好きな木だと思います。


そろそろ時間ですので、余裕を持って戻ります。
丸い石のモニュメントから何かパワーが出ているように見えますが、レンズの拭き忘れです。

まっすぐな道を往復しただけでしたが、楽しみ一杯でした。
ゆるい坂道を降りてくると心も軽く、カツラを見ながら歌も出て、丸い石にカツラさんの葉も丸い。
とりあえず、桂歌丸師匠坂と命名しました。

 では座布団片付けて、午後の作業です。
芸術の森は歩き甲斐があります。
イベント広場だけでなく散策コースとしても、これからもっと利用されると良いですね。
明日の英語併記版は、ひらがな版も併記して、芸術の森探訪記をお伝えします。

ご参考までに、紅葉・黄葉のメカニズムは少し複雑ですが、こちらのページで食わしくご覧になれます。
最初のナツハゼさんの写真ですが、じつは少し紅葉が早すぎます。
理由は、根っこが可愛そうな状況で、老化が早まっているのですね。
掘り上げて、良い土を入れました。
来年は元気になって、みずみずしい葉っぱの一生を全うしてもらえたらいいなと思います。
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