ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

iPad手に花の都の御神域へ③

2019-01-18 07:38:20 | 人とお庭の間には
 
 昨日の続きの東御苑さんにて、アズマネザサさんの聖域巡りますと。



武蔵野の雑木林が、忠実に再現されており、。
工事の際には、樹木のみならず、雑木林の表土も移されたとか。



こんな感じで、原風景の樹の花も草花も。
さらには目に見えぬ微生物さんも、この地で持続していると感じます。



中木、低木さんらのメンバーも充実。
葉をつけたままの、ヤマコウバシさんも懐かし。



それと、植物園さん並みに、名札が親切。
冬枯れの季節でも、ガイドさん無しでも楽しめます。



さらに、水辺もあり。
メハジキことセキショウさんも繁茂して、枯野の潤いとなっており。



一方の日なたには、枯れススキさん点在。
地上部は枯れ果てても、根っこは生きてる昭和の心が、確かに伝わった一瞬。
そういえば、まだ書いておりませんが、今年は茅葺に注目の年。



また、ススキといえば秋の七草、特設コーナーもございます。
寒梅も香る有難い皇居で、季節の巡りを感じつつ、心改まりました。
そして。



こうべを垂れれば、温暖ゆえか冬も枯れず、丸い丸いフキの青葉さんあり。
世が丸く収まるように働かれつつも、やむにやまれなかった、昭和の大先人さんを偲びつつ。
近々にフキノトウさんも芽生えるであろう、東御苑さんの弥栄を願いました。



 さて、帰り道で出会った、ギボウシさんの冬姿。
枯れた姿にも美が宿る、自然さんの詩情は、しかと伝わりました。
今後も折々、感謝で探訪させて頂きます。(続く)
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