ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

センダンさんの実の上話です

2012-01-31 06:36:18 | 里山の役者たち
 青空にセンダンさんの実です。
この樹は、鳥さんの協力で方々に発芽し、力強く伸びます。
ちなみに、「栴檀は双葉より香ばし」のことわざの栴檀(せんだん)さんは、全く別の植物。
香木のビャクダン(白檀)さんです。



しかしながら、この栗園の縁のセンダンさんの実は、ご覧の通り。
ムクドリさんは食べるようですが、余り人気はありません。
まずいから、最後に食べに来るんだ、などと、人々は勝手なお噂。



論より証拠だっぺ、などと、地面を指差します。
食べられずに落ちて、地面を覆っていました。
実が大きいですから、小さい鳥さんは持て余すのかもしれません。



発芽せずに腐る運命かもしれません。
それでも、貴重な有機物ですから、土の栄養にはなります。
やがて、おいしい栗の実のエキスになって、皆さんの心と身体の栄養に役立つかもしれない。

そして、腐るまでの間は、地上の真珠です。
真珠の周りでは、冬のおてんとうさま慈愛が、カラスノエンドウさんを育てています。
少しづつしおれていく陸の真珠さんを、カラスノエンドウさんの緑が、少しづつ覆っていきます。



昨日の茨城笠間は最低気温8.5度。
こんな日が続くと、北国の寒波、雪国の豪雪が気になります。
庭のジンチョウゲさんも、青葉も、一段と気合が入ります。



気合のエキスが、ジンチョウゲさんの花のつぼみの先端に、凛と結集しました。
厳寒の中に、気合の兆し有り。
続々と気合の兆す気配を感じる、茨城笠間の里山界隈でございます。
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