皆で富岡製糸場さん見学です

　みんなそろって、群馬県にてお勉強でした。



近代日本の幕開けとなった、赤レンガさんを仰ぎつつ。



昨日は、群馬県は富岡市の、旧富岡製糸場さんを見学させて頂きました。



恒例の、地域の移動学習会です。
ご案内頂いたのは、富岡製糸場を愛する会メンバーの、原田邦昭さんです。



明治５年、一気呵成に巨大施設を完成させました。
時代を開いた先人さんの情熱が、ひしひしと伝わりました。



設計は、当時のシルク産業先進地、フランス・リヨン市から招聘した技術者さんです。
腕の立つ日本の親方さんも総動員の、超突貫工事でした。
以来１４１年、木骨煉瓦造で最大の建築は、先の大震災の大揺れにも耐えました。



砂岩の土台さんが、今も堅牢に、歴史の重みを支えておりました。



力がすべての時代、迫り来る危機に備えるために。
最新の設備で良質の絹を生産、大急ぎで外貨を準備しました。



桑を植え、繭を育て、国民一丸となって働きました。
その成果が、この地で花となりました。



その花は、経済的にも尊い果実と成り、日本の独立を維持する原動力となりました。
花の根っこには、製糸場の無名の先人の皆様の、有り難いご努力がありました。
原田さんとご一緒に、心から感謝致しました。



お陰様で、お天道様に感謝する国民さんが、今もなお、有り難く持続しております。
お天道様の鬼瓦さんに、あらためて感謝です。



さらにまた、操業休止後も保存に尽くされた、関係者の皆様にも。
ただただ感謝の、青葉と青空さんです。



門前の賑わいとともに。
富岡製糸場さんこそは、世界遺産にふさわしい。
有り難い、日本の聖域でございます。
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