ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

常日頃の仕事の一こまですが

2015-07-07 07:29:21 | 茨城の復興・石の現場から
 新しいアプローチですが。



古いお仲間も加えてみました。



こんなふうに。
解体工事で残された、旧宅のコンクリート園路ですが。
適当に切断して、石畳状に。



道中が長いですから、みかげ石につなぎました。
堅くて粗い仕上がりですが、これから、目地に砂を入れて。
グランドカバーをあしらえば、なんとか。



たとえばためしに、矮性アベリアさんなども。
石の硬さを和らげて頂けるかと。



ちなみに、玄関までは盛土して、安全なスロープにさせて頂きました。
狭くて歩きにくかったタイルの階段をフラットに。



その先は裏庭ですが、土留めを兼ねた階段にて。



せっかくですので、旧素材は、全て再利用。
飛び石が埋まったままに、武骨なコンクリートの旧園路ですが。
グランドカバーが繁れば、石だけは浮かび上がる趣向で。



使いようのないものは、盛土の植栽地盤の土留め擁壁に。
旧裏側をオモテにすれば、なんともワイルドな砕石の壁面に。
旧飛び石は、向こう側です。



回ってみれば、こんなふうに。
緑地の背景に、和のテイストらしきものが、ひっそりと。



盛土のこちら側、既存の玉石を積んだ柔らかい石垣は、宿根草さん向きですが。
すっぽりと包まれた感のこの場所が、ご家族の憩いとなれば幸い。
相変わらず、青葉のレンズの曇りが気になりますが。



カメラ屋さんにはご無沙汰のまんまですが、現場のほうは、なんとか再生完了。
立っていらした大石さんも、ただ今は伏して鏡を宿されて。
梅雨空の下で、お天道様に感謝です。



お陰様で、菜園の土もよみがえりました。
固まって砂利が散乱しておりましたが、建機で全面天地返し。
大震災からの復興ゆえに、再生が合言葉の現場でしたが。

庭というものは、作るというよりも、なる(生る・成る)のが自然かと。
そのためにも、皆様と現場と素材との出会いと感謝が大切。
有り難いご縁に、今日も感謝で働かせて頂きます。
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