ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

古材の横顔にほっと一息です

2017-06-28 06:53:21 | 茨城の復興・石の現場から
 大谷石さんの古材。



そのノミ跡は、古色蒼然でございますが。
現在の超合金工具が出る以前、鉄ノミを焼き入れしていた頃の、時代物でしょう。
手仕事感があふれる逸品。



危うく、全量廃棄の瀬戸際でしたが。
ぎりぎりセーフで、搬出しました。



まだ、片付いてはおりませんが、石倉解体現場発ならではの、分厚さが秀逸。
笠間の希望となりそうな、某ピザ窯プロジェクトなどにも、はせ参じるかもしれません。



さよう、岩石というものは、確かに。
古くなったり壊れたりはするものの、実体は、中まで石ですから。
その中までは、古くなったり壊れたりは、しないものなのです。



それは、稲田石さんにおきましても、同様で。
一度定年を迎えて、その後の人生こそが、それまで以上に喜ばれるかもしれないのです。



まずは、これまでまとっていた、コンクリートさんをそぎ落とし。
美しい自然そのものである鉱物さんの本体を愛でつつ、手仕事で疲れをひとまず癒してみれば。
石の人生というものは、実は、終わりはないのです。



現に拙宅でも、論より証拠のその後ですが。
雨の朝には、こんな感じで。
友人宅で全壊した石塀の廃材が、ただ今は再配置で活動を持続。



崩壊の衝撃で欠けたところが、点景の舞台となったり。



こんなふうに、横にして積めば。
ひとつのもれなく再利用可能とは、以前に記事にも書いたように思いますが。
歳月を経るごとに、定年を経てこそ、石の人生は味わい深い。



お陰様で、すべては皆様のお陰様ですが。
今日は、久しぶりに仕事関連を書きました。
ここしばらく、仕事の記事が無いとの、読者さんからのお言葉もあり。



春先から仕事三昧で、画像も撮ってはおりましたものの、記事にはできず仕舞い。
この梅雨を機会に、折々本業のほうも、振り返ってまいります。
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