長所を生かして進むのみです

　お天道様に、ご無沙汰です。



石の現場でございますが。
前々日の雨の水鏡さんが、長持ちしております。



お天気には従っておりますが、時節も迫り。
お庭の雨対策に留意しつつ、鋭意、進めております。



お隣さんとの境の側溝の際に、石を積んだり。
こちらは、裏山が迫った環境での庭づくりです。
家屋敷の湿地対策や土留めなど、土木的な観点が必須です。



既存の石垣で足りない部分を、石山のお裾分けで納めました。
現場から出た端材は、積み石の裏側に、補強と排水のために埋設。
太いモチノキさんの裏側の斜面へ、重い石を搬入する、やりづらい現場でしたが。



やりづらいからこそ面白いのですが、一つを残して無事完了しました。
規格外の石の工事では、必ず予備が必要なのですが。
近い将来、角をまるめて、お庭の椅子でデビューの予定。



予定は未定だったりもしますが、どんどん進めていくことが大事です。
予定外の石が、現場から掘り出されましたが、悩んでいるヒマは無し。



早速、石段の部材に、使いきりました。



お陰様で、面白い石段のある、面白いお庭ができそうです。
全ては、埋めて保存されていたのかもしれないという。
先人さんのお陰様かもしれません。



あらゆる石には、大いなる欠点がございますが。
その反対の面を活用すれば、すべてが福の神さんになるという。
庭先の奇跡を、追求してまいります。
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