ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

あのなつかしい小麦色に再会

2012-06-13 06:13:39 | 里山に捧ぐ
 久しぶりに、小麦畑さんに出会いました。
笠間の北隣の城里町。
主要道路からはずれたところでも、気配に振り返るから不思議です。



小麦色というのは、やはり魅力なのでしょうか。
近頃は、もっぱら化粧品さんのうたい文句ですが、本来は、この実の色です。
拙宅界隈の大麦系の畑の色よりも、こんがりと焼けています。
そこに、なぜか、一層のなつかしさを感じてしまいます。



 それは、たぶん、車やテレビも珍しかったような時代のこと。
今時はドキドキとときめきのイメージですが、昔は、何度も実をかみ締めて、グルテンの甘みに酔いました。
甘みが珍しかった頃、色気よりも食い気の時代のお話。

また、古老さんからは、小麦さんの芒(のぎ)の話を、よく聞きます。
堅くてちくちくして、収穫作業では痛かったというお話。
さまざまな記憶を宿す小麦さんの向こうには、今なお、那珂川さんの悠久の流れ。



 河川に近く、排水が良さそうですから、きっと美味しい小麦さんのはず。
この畑は、種を採るためのものとの表示がありました。
品種は、さとのそらといって、めん用として有望視されています。
昨年、お米の食味日本一になった城里町は、麦でも期待できそうです。



小麦さんの色を見ていたら、ご近所のトラネコさんたちを思い出しました。
そういえば、マタタビさんの葉の白さも目立つ季節。
曇天ではありましたが、素敵に輝く色さんたちとの再会でした。
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