ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

岩手に育つ青年の森に寄す④

2018-09-10 06:59:24 | 里山の言の葉
 歴史を振り返った日。 岩手県下閉伊郡田野畑村の羅賀荘にて。 一昨日午後、海に開かれたホールで、式典が開かれました。 その最後に、映像で振り返った50年(本シリーズは、ダ・デアル調で申し述べます)。 村も大学も。 森も人も。 その間に重ねた、半世紀の年輪。 最後尾に座り、静かにシャッターを押すのみでしたが。 OBのプロ編集か、出来栄えはなかなか。 ドローン撮影も利いておりま . . . 本文を読む

三陸の今朝・岩手にて③

2018-09-09 15:46:31 | 里山の言の葉
今朝の続き、羅賀の海です。 大津波の後、懸命の工事は続いております。 この後、村内の沿岸各地を巡りました。 震災後に現地入りした、先輩方にご案内頂きつつ。 ホテルの背後の急斜面には、新しい階段が見えました。 いざという時には、一刻でも早く、一段でも高く、と。 常の心掛けを保つ、防災意識のシンボルと拝しました。 朝から雨模様で、断崖の赤松は静かでした。 赤松と漁船の原風景が、世 . . . 本文を読む

三陸の夜明けに・岩手にて②

2018-09-09 06:15:08 | 里山の言の葉
岩手県田野畑村におります。 ホテル羅賀荘さん前にて、入江の奥を望んだところでの、iPad投稿。 潮騒を聞いておりますが、囁くように静かです。 朝風呂頂いた後には、大分明るくなりました。 大津波は、お風呂のある3階まで押し寄せたと伺いました。 と、ここまで書いたところで、 後ほど続報致します。 . . . 本文を読む

岩手に育つ青年の森に寄す①

2018-09-08 06:01:28 | 里山の言の葉
 今朝はなぜか、うんと早く起きてしまった。 起きて読んでいたのは、若い頃に縁あった仲間の50年記念誌(当記事は、ダ・デアル調で申し述べます)。 岩手県下閉伊郡田野畑村で続く、50年にわたる森づくりの記録だ。 表紙をめくると、二年後輩のE君の顔があった。 その森の趣旨は、日本の田んぼを耕す心にも、そのまま当てはまる。 特に、想い返して考えるということは、今を生ききる上でも実に大切だ。 想 . . . 本文を読む

天仰ぐ朝の地に咲くものたち

2018-09-07 06:59:34 | 野の花の笠間茨城
 北海道の大地震に、仰天しました。 犠牲になられた方々のご冥福を、深くお祈り申し上げます。 今朝は、センニンソウさんが咲いておりました。 サンダル履きのままで、拙宅下の細道。 栗園さん越しに、空を仰ぎながら。 こうべを垂れれば、白き十字在り。 拙宅の土手上では、既に満開です。 草の上に、草が乗っかり、そこで咲く。 そんな草深い土手でも、大揺れがあれば、地は滑るもの。 . . . 本文を読む

一日遅れながら地域の状況を

2018-09-06 07:08:32 | 田んぼ風土記
 今朝は、地域を一回り。 一日遅れになりましたが、台風の被害確認です。 お陰様で、鎮守さんには、大きな異変は無し。 その中で一本、ヒガンバナさん折れておりました。 一番花の根性で、折れても枯れずに頑張っておりましたが。 人生の縮図、ふと連想しました。 一方、遅い皆さんは、上部が軽いので無事。 こういうことは、しばしばあります。 これからは、倒れた兄貴の分まで、頑張って頂ければ。 . . . 本文を読む

なんとか大嵐しのいだ朝です

2018-09-05 06:31:19 | 今日の一歩
 夜が明けました。 台風一過。 4時頃、風が雨に変わり、雷鳴もあり。 その後、震度4の揺れも感じた茨城ですが。 全国的には近畿地方を中心に、甚大な被害あり。 心よりお見舞い申し上げます。 画像は1時間ほど前のものですが。 この時点では、まだ風があり、雨粒が脚に当たる中で撮りました。 ただ今は、風も雨も止んでおります。 肝心の田んぼは、なんとか無事だったようです。 風は . . . 本文を読む

シラヤマギクさんと遠い空に

2018-09-04 07:12:25 | 野の花の笠間茨城
 シラヤマギクさんの季節。 ちょっとぼけましたが。 初秋には欠かせず。 拙宅の土手にて。 夏草の、名残の風の中に撮る。  さて、ついつい風とは書きましたものの。 台風前なのに、なぜかただ今、風速はゼロ。 風はなくとも、心の秋風感じるのが、シラヤマギクさんとのお約束。 それはさておき、か細い糸は縦横に巡り。 クモさんは、息を潜めて花の裏にあり。 まさに、この風雅と阿修羅 . . . 本文を読む

嵐の前にそこかしこ確かめて

2018-09-03 07:13:56 | 野の花の笠間茨城
 マルバアサガオさんに、勢いあります。 やはり、いわゆる短日植物。 秋になるほど花増えて、強い霜降りるまでが最盛期。 青空恋しいこの数日、この色めでたし。 シオンさんも、花増えてめでたし。 風もなく揺れも無い朝ですが、強い嵐が近づいております。 虫の知らせか、蜘蛛さんだけがゆらゆらと。 やはり、自ら動く者は、風の動きにも神妙な対応。 曇天で、飛行機の音が籠る朝でした。 オウ . . . 本文を読む

花火仰げば間の闇夜も懐かし

2018-09-02 07:46:02 | 人とお庭の間には
 昨日は、恒例の花火大会。 会場は、お隣の福田地区の福祉施設さんですが。 拙宅から直線で1キロ足らずですので、庭先からも良く見えます。 花火は、消え入る刹那も素晴らしい。 昨夜は、連写モードで撮りました。 ぱっと、夜空に弾けたら。 あっという間に、華となり。 四方に彩り放ちつつ、再び闇に溶けてゆく。 げに、この世の光とは、有り難し。 実に、闇と静寂こそ、宇宙の基 . . . 本文を読む