ようこそ里山へ 茨城笠間・青葉って永遠

茨城県笠間市。観光と陶芸の町の知られざる宝。穏やかな里山と田園は心の原風景。庭と山川草木、体感する旬の言の葉たち。

草むらで振り返る花の半生は

2018-09-20 07:10:44 | 野の花の笠間茨城
 オシロイバナさんの朝。 ひっつき虫こと、イノコヅチさんの足元一杯に。 朝が遅くなり、夜のお花も長持ちしているこの季節。 このところ夜なべ続きにつき、昨夜は爆睡しました。 が、今朝の新米運搬で、もろもろの所用は一段落。 オシロイバナさんも、もろもろの色ですが。 一度は刈り取られたエリアながら、夏の間に完全復活いと強し。 一方の拙宅側は、保存されている割には、勢い今一つ。 艱難汝を . . . 本文を読む

反省いろいろで藁ボッチの朝

2018-09-19 06:29:28 | 田んぼ風土記
 夜明けの藁ボッチ。 家庭菜園用に稲わら干しますが、注連縄にも使います。 今年は雑草混じり、いちいち除去しながらの作業は手間取った模様。 なにしろ、今もありありと。 例年にも増して、不完全除草。 特に、イグサ系が藁に混入して手間取ったとか。 やはり、注連縄は稲藁のみで撚るのが基本ですので。 それ以上に、草に肥料吸われて収穫減。 親方にも迷惑現場でしたが、雨だけのせいにはでき . . . 本文を読む

稲刈り前の自然さんの実像は

2018-09-18 05:58:43 | 里山の役者たち
 一昨日の田んぼにて。 稲刈り前に、見た風景ですが。 仲良きことは、有り難きかな、と。 むつまじく飛ぶ赤とんぼさんも、拙宅田んぼの目指す道。 お陰様で今年も、トンボさんだけは豊作で。 アキアカネさんとノシメトンボさんか。 右に左に恋の花道。 今年も反省多い米づくりでしたが。 来年は新しい世に、新しい種をまきましょう。 まずは感謝の秋の昼。 お陰様で、キバナ . . . 本文を読む

お陰様で復稲刈りは無事終了

2018-09-17 07:05:36 | 田んぼ風土記
ヒガンバナさんが、赤い雄叫び。 蕎麦畑さんも、白く咲き始めましたが。 向こうの田んぼでも、稲刈り再開。 赤いコンバインさん驀進。 しかし。 雨が多かったですので、足元軟弱。 驀進しつつも、慎重に。 足元を確認しつつ、皆さん前進しておりましたが。 チュウサギさんが控えておりますので、こちらも要注意です。 食欲の秋。 直前まで、カエルさん狙いで。 チュウサギさんも . . . 本文を読む

岩手に育つ青年の森に寄す⑧

2018-09-16 07:33:20 | 里山の言の葉
 さすが北国、ナナカマドが美しい。 岩手県田野畑村、二日目の朝。 そろそろ、このシリーズも、結びを急がねばならない。 その前に今朝は、名勝北山崎を想い返した。 左端に背中見えるM先輩のお声がけで、再訪は実現した。 振り返っているのは、半年前にわが飯田城址を訪ねた、同期の信州上山田のМ君だが。 展望台まで、しばらく歩く。 平坦な道は、想い返す余裕をもたらす。 幸い、この時だけは雨も . . . 本文を読む

岩手に育つ青年の森に寄す⑦

2018-09-15 07:48:52 | 里山の言の葉
 画像は、岩手県田野畑村の羅賀の海。 護岸と消波ブロックの前で、波は静かだった。 鹿踊の後、海を見ていた。 皆が去った港にて、二枚だけ撮った。 そのうちの一枚が、一昨日記事の最後の画像。 それをトリミングしながら、今、書いている。 こうして仰ぐ岩盤には、やはり岩手の威厳あり。 もう一枚は沖合に向けて。 既に一週間が過ぎたが、心静かに想い返す。 この一枚もトリミングすると、ま . . . 本文を読む

雨に止まるもの止まらぬもの

2018-09-14 07:23:14 | 里山を歩く
 雨の朝。 濡れているのは、ユウガギクさんですが。 彼岸花さんも。 皆さんずぶ濡れで、肝心の稲刈りは、またまたストップ。 ま、お天気だけは、致し方ないです。 台風で腰折れしましたが、なんとか皆さん頑張りました。 頑張ったノシメトンボさんも。 腰折れしているのは、台風よりも、羽化の際のアクシデントでしょうか。  さて、ミヤギノハギさんも今がたけなわ。 一雨ごとに、 . . . 本文を読む

岩手に育つ青年の森に寄す⑥

2018-09-13 06:48:18 | 里山の言の葉
 鹿踊の続き、雄鹿が舞い始めた。 小雨を突いて、角が躍る。 鹿踊は諸流有れど、自然の鹿のままの鹿頭を伝承しているのは、誠に有り難い。 実際に、この型の頭で今も踊っているのは、本場岩手でもこの田野畑、そして四国愛媛の宇和島のみとか。 さらに、動きが急になって、雄鹿の決戦の場となった。 踊組が早変わりして剣舞になるのも、田野畑流ならではの大いなる特徴。 Jリーグ鹿島アントラーズが強い理由も . . . 本文を読む

岩手に育つ青年の森に寄す⑤

2018-09-12 06:50:23 | 里山の言の葉
 一昨日レポートの続き、鹿踊(ししおどり)の段。 初めて拝見する実演。 その踊りは、一頭の角の無い鹿から。 面には、雌雄有り。 群れの大半は、雄鹿か。 鹿踊の由来は諸説あるようだが、民俗の中に、不可思議な威厳が宿る。 と、ここまで書いたところで今朝はお時間、夕方以降に続報となります。 . . . 本文を読む

岩手より帰り岩無き草に立つ

2018-09-11 07:22:20 | 人とお庭の間には
 予報より早く、雨上がり。 岩手の森レポートは一休みして、今朝はチカラシバさん撮り。 最近はイギリス流の風景庭園にも、しばしば採用される人気者ですね。 雑草ながら、確かに際立った空気あり。 その先のユウガギクさん撮りつつ、虫の歌聴く。 しかしながら、休耕田も年々草深く、野の花は押しやられるもの。 やはり人の手あってこその、野の花さんなのです。 エノコロさんが、こうべ垂れる季節。 . . . 本文を読む