7月11日(木)
空は曇天、晴れじゃない。
しかし登ることにした。
おそらく晴れても、もうこの山というかこの駐車場へは、あの細い山道を通っては来ない。じゃあ、せっかく通ってきたのだから登ろうじゃないかという理屈で。(めんどうだねキミは)
同行をお願いしたUさんとの約束もあるし。
5時半に出発!
▲ 無人こめつが山荘で登山届けを出す。
ギャイーン!
登山届け帳の横に手書きメモが
6月10日 13:00 六合目登山道 熊2頭 発見
6月24日 一の腰 子熊2頭 10:30 ごろ
こういう小さい山では、こういう生情報は現地に来てからわかるのか。
HPの「最新情報」には何もなかったのに・・
どうも手前の山道で、出るらしい。
▲ Uさんのあとについて山道へ入っていく。
いかにも出そうで、チロンチロン(Uさん)、リンリン(Sora)精一杯鳴らして進む。
Uさんは白神で、出会いがしらで熊に会ったときはじっとしていたら、熊のほうから逃げていったとか。Uさん、先頭で頼みますよ。
中途で、おまけに雨が降ってきてブレーカーを着る。
トホホだ。こんなはずではなかったのに。
▲ 往路行程(CT3時間20分)の約半分地点の一の腰に出た。
ここからはブナ林は終わって、湿原状になる。
どうもクマにも出会わなかったようだ(^^)。
しかし、ここからは森吉山の頂上の端正な姿が見え始める、とガイドに書いてあるが何も見えない。
そもそもなぜ森吉山(もりよしざん)1454m に登りに来たか?
アスピーテ型火山の山頂の風景と(これはダメ)
ここは、花の百名山なので、花を見にきたのだ。
晴れの日
さすがに山道脇でしか見れないが、花はありました。(名称略)
湿地に多かったのが、最初のイワイチョウ(とUさんが言っていた)。
あとはよくみる花。
▲ 森吉神社と森吉避難小屋 に到達。
▲ ここはジムかよ。
いや、避難小屋の個室(バイオトイレ)で用足しをしたら、このバイクで順回転20回、逆回転10回以上させてください、と注意書きがあった。
で、漕ぎましたよ。 初めてだこんなの。
▲ さて、霧そぼる湿原を歩き続ける。
晴れてたらねえ。
▲ 一番目のヒナザクラが、本当は桜ではないのだろうが、色が濃くてきれいだった。
▲ イワカガミがいつものピンク色だけでなくて、白い色もあって変種発見?
この山は、まあニッコウキスゲが多くて
▲ あちこちに咲いていた。
▲ シラネアオイ(左)も少しあった。
▲ チングルマの群生。
▲ 一輪だけズームアップ。
こんな花も
さっきのチングルマが花を落とすと、このように
▲ 雨に濡れそぼりながら、風に揺れるチングルマだ。
こんなのは初めて見る。
▲ あれが頂上か。
▲ 森吉山 頂上 1454m 9時到着
雨・ガスの中でもほぼコースタイムで。
▲ 方位盤
月山、鳥海、岩手山、岩木山、秋田駒 etc 東北の名峰が、ぜーんぶ見えることになっているが、ぜーんぶ何も見えません。
まだ、早いのだが(きのうから)持ってきた、いつもの助六を食べる。
ほかのスポットで食べていると、クマちゃんがねだりにくるかもしれず、落ち着かないので。
で、早い下山へ。
▲ 阿仁スキー場への分岐点の前スポットで。
初めて出会う、ほかの登山者グループ。
皆さんはスキー場のゴンドラで、こられたのだろうなあ。
森吉山へは6つほど登山コースがあるが、「現在は森吉町『様田コース』と阿仁町『幸屋コース』の二つだけが一般的。ほかはかなり荒廃している」とYamakeiに載っている。
ボクたちは、こめつが山荘発の様田コース。オススメは、ゴンドラを乗ってくるラクチン幸屋コースです。様田コースはクマ出没のリスクがあります。
▲ 湿原に上がるまでの山道は、こんな自然岩のままの登山道で(月山、鳥海はこの点では整備されていたな)
▲ 今は特に草ぼうぼうの山道で、ワイルド感に溢れている。
クマさん、こんにちはの感じだ。
ボクたちのほうが、キミたちの領域に踏み入っているのだよねー。
▲ 幸いというか、ことなく無事にこめつが山荘駐車場に戻ってきた。
後方に、軽四輪が2台新たに見えるが、あれは登山者のものではない。
この先の工事関係者用のクルマ。
結局、登ったのは我々二人だけであった。
Uさんのクルマは那須ナンバー。7月1日からボク同様に東北の山をめぐっている。2泊を車中泊し1泊を温泉宿泊(予約)のサイクルで、雨であろうが当初計画どおり周ってきたと。元気だねー。でもボクと同じ歳だったよ(笑)。
またボクのクルマでちょっと一緒に休憩をと思ったが、Uさんはこれから国見の温泉宿へきょうは行く(4時間運転か)ということで、ここでお別れした。
Uさん出発。ほどなくボクも出発。
▲ 問題の細いわき道。
良かったあ。対向車こなかった。
▲ 本道の林道に出てしばらくすると、Uさんの車が前方に停車中。
「どうしたんですか?」
「クマが横切っていったんだよ」
イメージ
はいはい、クマちゃんね、もうボク来ないからね。
Uさん、お気をつけて。お元気で。
▲ 下山して北秋田市の方向へ。
で、雨でべとべなので、まずは立ち寄り湯、縄文の湯へ。
なぜ縄文なのか知らないが、秋田の山中のこのあたりはワイルドだな。
この日は、縄文の湯から近い道の駅・たかのすで泊まることに。
道の駅での夕食は
▲ はい、秋田ならトーゼン比内地鶏きりたんぽ鍋 1230エン だ。
じゅんさいもなめこ汁もついて。
まんずなー んめどー
ということで
完食だった。
今日も、お疲れさんでした。
空は曇天、晴れじゃない。
しかし登ることにした。
おそらく晴れても、もうこの山というかこの駐車場へは、あの細い山道を通っては来ない。じゃあ、せっかく通ってきたのだから登ろうじゃないかという理屈で。(めんどうだねキミは)
同行をお願いしたUさんとの約束もあるし。
5時半に出発!
▲ 無人こめつが山荘で登山届けを出す。
ギャイーン!
登山届け帳の横に手書きメモが
6月10日 13:00 六合目登山道 熊2頭 発見
6月24日 一の腰 子熊2頭 10:30 ごろ
こういう小さい山では、こういう生情報は現地に来てからわかるのか。
HPの「最新情報」には何もなかったのに・・
どうも手前の山道で、出るらしい。
▲ Uさんのあとについて山道へ入っていく。
いかにも出そうで、チロンチロン(Uさん)、リンリン(Sora)精一杯鳴らして進む。
Uさんは白神で、出会いがしらで熊に会ったときはじっとしていたら、熊のほうから逃げていったとか。Uさん、先頭で頼みますよ。
中途で、おまけに雨が降ってきてブレーカーを着る。
トホホだ。こんなはずではなかったのに。
▲ 往路行程(CT3時間20分)の約半分地点の一の腰に出た。
ここからはブナ林は終わって、湿原状になる。
どうもクマにも出会わなかったようだ(^^)。
しかし、ここからは森吉山の頂上の端正な姿が見え始める、とガイドに書いてあるが何も見えない。
そもそもなぜ森吉山(もりよしざん)1454m に登りに来たか?
アスピーテ型火山の山頂の風景と(これはダメ)
ここは、花の百名山なので、花を見にきたのだ。
晴れの日
さすがに山道脇でしか見れないが、花はありました。(名称略)
湿地に多かったのが、最初のイワイチョウ(とUさんが言っていた)。
あとはよくみる花。
▲ 森吉神社と森吉避難小屋 に到達。
▲ ここはジムかよ。
いや、避難小屋の個室(バイオトイレ)で用足しをしたら、このバイクで順回転20回、逆回転10回以上させてください、と注意書きがあった。
で、漕ぎましたよ。 初めてだこんなの。
▲ さて、霧そぼる湿原を歩き続ける。
晴れてたらねえ。
▲ 一番目のヒナザクラが、本当は桜ではないのだろうが、色が濃くてきれいだった。
▲ イワカガミがいつものピンク色だけでなくて、白い色もあって変種発見?
この山は、まあニッコウキスゲが多くて
▲ あちこちに咲いていた。
▲ シラネアオイ(左)も少しあった。
▲ チングルマの群生。
▲ 一輪だけズームアップ。
こんな花も
さっきのチングルマが花を落とすと、このように
▲ 雨に濡れそぼりながら、風に揺れるチングルマだ。
こんなのは初めて見る。
▲ あれが頂上か。
▲ 森吉山 頂上 1454m 9時到着
雨・ガスの中でもほぼコースタイムで。
▲ 方位盤
月山、鳥海、岩手山、岩木山、秋田駒 etc 東北の名峰が、ぜーんぶ見えることになっているが、ぜーんぶ何も見えません。
まだ、早いのだが(きのうから)持ってきた、いつもの助六を食べる。
ほかのスポットで食べていると、クマちゃんがねだりにくるかもしれず、落ち着かないので。
で、早い下山へ。
▲ 阿仁スキー場への分岐点の前スポットで。
初めて出会う、ほかの登山者グループ。
皆さんはスキー場のゴンドラで、こられたのだろうなあ。
森吉山へは6つほど登山コースがあるが、「現在は森吉町『様田コース』と阿仁町『幸屋コース』の二つだけが一般的。ほかはかなり荒廃している」とYamakeiに載っている。
ボクたちは、こめつが山荘発の様田コース。オススメは、ゴンドラを乗ってくるラクチン幸屋コースです。様田コースはクマ出没のリスクがあります。
▲ 湿原に上がるまでの山道は、こんな自然岩のままの登山道で(月山、鳥海はこの点では整備されていたな)
▲ 今は特に草ぼうぼうの山道で、ワイルド感に溢れている。
クマさん、こんにちはの感じだ。
ボクたちのほうが、キミたちの領域に踏み入っているのだよねー。
▲ 幸いというか、ことなく無事にこめつが山荘駐車場に戻ってきた。
後方に、軽四輪が2台新たに見えるが、あれは登山者のものではない。
この先の工事関係者用のクルマ。
結局、登ったのは我々二人だけであった。
Uさんのクルマは那須ナンバー。7月1日からボク同様に東北の山をめぐっている。2泊を車中泊し1泊を温泉宿泊(予約)のサイクルで、雨であろうが当初計画どおり周ってきたと。元気だねー。でもボクと同じ歳だったよ(笑)。
またボクのクルマでちょっと一緒に休憩をと思ったが、Uさんはこれから国見の温泉宿へきょうは行く(4時間運転か)ということで、ここでお別れした。
Uさん出発。ほどなくボクも出発。
▲ 問題の細いわき道。
良かったあ。対向車こなかった。
▲ 本道の林道に出てしばらくすると、Uさんの車が前方に停車中。
「どうしたんですか?」
「クマが横切っていったんだよ」
イメージ
はいはい、クマちゃんね、もうボク来ないからね。
Uさん、お気をつけて。お元気で。
▲ 下山して北秋田市の方向へ。
で、雨でべとべなので、まずは立ち寄り湯、縄文の湯へ。
なぜ縄文なのか知らないが、秋田の山中のこのあたりはワイルドだな。
この日は、縄文の湯から近い道の駅・たかのすで泊まることに。
道の駅での夕食は
▲ はい、秋田ならトーゼン比内地鶏きりたんぽ鍋 1230エン だ。
じゅんさいもなめこ汁もついて。
まんずなー んめどー
ということで
完食だった。
今日も、お疲れさんでした。