こんばんわ。
アップルビデオ高津店 RPG担当ブルームです。
子供の頃のから趣味と言えばファミコン。
それもほぼRPGオンリー。
そんな少年もすっかりおっさんとなり
今では年に1~2本くらいしか
ゲームソフトを買わなくなってしまいました。
もう何十年も特定のシリーズ作品の新作しか
買っていないような気がします。
そんな訳で先週久々に買ってきました。
つってもアマゾンから送られてくるので
買って来た!と言う感じではないのですが。
「真・女神転生IV ファイナル」。
私、このシリーズとの付き合いは非常に長くて、
ファミコンの第1作からリアルタイムでプレイしておりました。
特に2作目の「女神転生II」は
私の人生で最も影響を受けたRPG作品だったのです。
あの時代に沢山あった他のRPG作品と違って、
登場する敵キャラのほとんどが
世界各国に実在する伝承や神話由来であったり、
善悪の二元論だけでは語れない世界観であったり、
物語の舞台が近未来の荒廃した東京であったり、
武器防具が実在の現用兵装モチーフであったり、
BGMがハードロックやプログレッシブロック風であったりと、
なんて言いますか、今の俺のオリジンが詰まっていたのです。
ていうか捻くれ中学生が好きそうなモノ全部乗せ。
この作品の影響で世界中の神話に興味を持ち、
ミリオタになり、ロックにハマり、東京に憧れ、
現在に至るのです。中二の魂百まで。
そしてそのシリーズ最新作が発売されました。
タイトルにIVファイナルってついてまして、
前作であるIVの続編と云うか外伝と云うか。
IVの物語終盤からの別視点での物語といったところでしょうか。
IVやってない人にはよく解んない設定も多いと思います。
ゲーム的には、前作の不満点などが色々解消されてて
かなり遊びやすくなっていると感じました。
登場人物は主要キャラの半数ほどが前作から引き続き登場し、
新キャラも含めて、今作は非常にキャラ押しな感じです。
セリフはかなりフルボイス化しておりまして、
このシリーズ伝統?の味気ない雰囲気は薄まりました。
今のところイチオシキャラは、ガイア教団の暗殺者・トキ。なまはげ系女子です。
CV久野美咲!まさかこういうキャラに起用するとは!
ほかにも、シリーズ皆勤?の悪魔王ルシファー閣下は
前作に引き続きこのような御姿…
前作序盤では女子高生(CV井上麻里奈)に変装してましたが。
かの有名な弥勒菩薩も、なんだかデラックスな感じです。
主要キャラとしての登場はシリーズ初でしょうか?
このシリーズ最大のオリジナリティであるところの、
悪魔召喚プログラムも当然健在です。
世界中の実在?する悪魔たちを対話によって味方につけ、
それらをPCを用いた召喚術で使役したり、
(データ化されるのは召喚術式であって、悪魔自体をデータ化しているのではない)
悪魔同士を合体させて新たな悪魔を作り出したりします。
当時は未来的な設定だったけど、今では時代のほうが追い越して
ややレトロフューチャーな感じになりましたが、
今のスマホ文化との親和性は奇跡的だと思っております。
このシステムっていうか概念と共に30年近く続くシリーズ作品。
このゲームのおかげで今の俺があると云っても決して過言では無いのです。
つづく。