未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




米国防総省の「謎の新施設」、HAARPが完成
http://wiredvision.jp/news/200707/2007070622.html

マインド・コントロールのための巨大施設?、それとも、天気を変える技術?、それともただのアラスカの無駄な公共事業?
確かなことは言えないが、はっきりしていることもある。それは、ケネディ元大統領の暗殺と同じくらい多くの陰謀説を生んだ施設がとうとう完成し、電離層を活性化する準備が整ったということだ。

米軍の超能力研究『遠隔透視』プログラム
http://wiredvision.jp/news/200707/2007070521.html

一部の人々は、John Alexander氏が罪のない一般市民を拉致して苦しめる米国政府の手の込んだ陰謀に加担していると考えている。
また、彼を軍事の未来を予見する人物と評する向きもある。彼が超心理学や臨死体験に関心を持つことから、『X-ファイル』のような事例を数え切れないほど目撃したはずだと考える人もいる。

『遠隔透視』

科学的な説明の難しい現象の一つだ。

また、その存在を、統計的に立証することにおいても、「偶然の一致」以上の精度を上げている実験の報告は聞かれない。

仮に、それ以上の成果を報告したとしても、直ぐにインチキ扱いされてしまうのがオチだ。

その根底には、こじ付けにしろ、何にしろ、そのメカニズムを説明可能な科学的現象が、全く観測されていない。という事実がある。

まだ、宇宙人がUFOに乗ってやって来ている可能性の方が、科学的説明が、それがいくらこじ付けであったとしても、いくらでも付けられる。

私は『遠隔透視』のメカニズムは、誰かが見ている情景を文章で表現し、それを読んだ他者が心の中に抱くイメージとの相関に近いと思っている。類似点は沢山あるが、必ずしも正確ではない。

「夕日に染まる家」という言葉からは、ある者は田園地帯を思い浮かべ、またあるものは都市部を思い浮かべるだろう。家の形に至っては、その者の国や地方の建物の特色がはっきりと現れるはずだ。

「屋根の色は?」「窓の形は?」などの質問に対して、驚くほどの一致を見る場合もあれば、全く異なってしまう場合もある。未知の能力により、『遠隔透視』対象から「夕日に染まる家」相当の情報を、『遠隔透視』能力によって無意識のうちに得た被験者が心に描く情景と、実際の情景との差から、『遠隔透視』が行われているかどうかを、科学的に判断することは不可能であろう。

ここでもまた、『科学で証明できない。=存在しない。』という等式は、成り立たない。


「来ているかね?」
「ええ。予想を遙かに上回っていますね。」
「信憑性が高いのは、どれくらいかね?」
「今、チェックしているのは、公表していない方のアドレスに正確に届いているものだけです。ネットに流出している気配もないので、ここに届いているものは、全て本物と考えて差し支えないでしょう。」
「具体的には?」
「おおよそ、10万通。差出人としては5万人は下らないでしょう。」
「本当かね。」
「ええ。それに公表しているアドレスの方には、それこそ何百万通ものメールが来ていますので、そのうちの何割かは、何らかの能力の持ち主と考えて、間違いないと思います。」
「数十万人?」
「これで判別できるのは、このプロジェクトに興味を持って、『HAARP』に対して『遠隔透視』を行った者のみですので、能力者は、低く見積もっても、その10倍はいると思われます。」
「正確性はどうかね?」
「既にレベル3までを正確に回答している者が数十名、レベル4の回答も、チラホラ来ていますね。」
「いくらなんでも、早すぎないか?」
「それであれば、極め付きはコレですね。『レベル8=ハート3』」
「レベルは7までだろ?」
「実はあるんですよ。レベル8が。」
「聞いていないぞ。」
「『遠隔透視』ではなく、我々の心を読む能力者との差別化を図るために、長官にもお伝えしてありませんでしたからね。」
「合っているのかね?」
「再来月の1日に、最下層の気密室にて、機械的に1組のトランプから選ばれることになっています。」
「レベル7までの回答は、正しいのかね?」
「それがイヤミな奴でしてね。届いているのは、この一通のみです。」
「それが本当なら、『遠隔透視』どころか、正確な『予知能力』者すら、存在するということになるぞ。」
「そうですね。『地球温暖化の原因は太陽の活動』かどうかなんて、彼に聞けば、直ぐに解りそうですね。」
「それでは、こうしよう。今、私の心の中で考えた問題を、レベル9の質問とするぞ。」
「あっ、それなら、さっき見ましたよ。問題外として、削除してしまいましたが。。。」
「・・・で、回答は?」
「ちょっと待って下さい。。。あっ、ありました。『レベル9=2018年』だそうです。まさか、『人類滅亡の年は?』とかじゃないですよね。」
「ばっ、ばかだな。『私がいつ、結婚できるか?』だよ。」
「・・・。相変わらず、嘘が下手ですね。」

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