未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle
MY PROFILE
goo ID
araiguma_siyou
性別
都道府県
自己紹介
araiguma_siyou@mail.goo.ne.jp
RECENT ENTRY
XG - WOKE UP MV 解析
XG は HIP-HOP なのか
XG WOKE UP TV-SHOW Part.2 | KBS Music Bank
XG WOKE UP TV出演
[XG TAPE #4] - XGを支えるHIPHOPガチ勢
Jam Republic | ジャム・リパブリック
XGを支えるルイ・ヴィトン
ボーはおそれている
YOUNG POSSE(영파씨) ヤングパッシ
「正直不動産」
RECENT COMMENT
araiguma_siyou/
XG WOKE UP TV出演
Unknown/
XG WOKE UP TV出演
araiguma_siyou/
『XGの「PUPPET SHOW」の歌詞に海外男性ファンが激怒してる』らしい件について
Mch/
『XGの「PUPPET SHOW」の歌詞に海外男性ファンが激怒してる』らしい件について
araiguma_siyou/
『XGの「PUPPET SHOW」の歌詞に海外男性ファンが激怒してる』らしい件について
eye/
『XGの「PUPPET SHOW」の歌詞に海外男性ファンが激怒してる』らしい件について
araiguma_siyou/
えっとね。
けめこ/
えっとね。
Unknown/
一休み
アライグマ/
一休み
RECENT TRACKBACK
CATEGORY
Weblog
(449)
舞台
(1)
ドラマ
(1)
XG
(48)
Dance
(1)
BOOKMARK
WIRED JAPAN
Gizmodo Japan
GIGAZINE
TechCrunch Japan
Engadget Japanese
Make:Japan
日経サイエンス
SEARCH
このブログ内で
ウェブ全て
『アバター』
Weblog
/
2010年01月13日 02時33分05秒
『アバター』
http://movies.foxjapan.com/avatar/
『アバター』を見た。
大絶賛だ。
過去にも人類は様々な素晴らしいものを作って来た。
だが間違いなく、世界が資本主義になって以降、人類が生み出したものの中の最高傑作だと思う。
正直、予告やネットの記事からは、どんな映画なのかピンと来ていなかった。
「タイタニックの監督」を冠した大がかりなSF映画。程度の認識しかなく、それほど観たい作品ではなかった。
だが、ここ最近の急激な3D技術の浸透から、ただ人をびっくりさせるためではない3D映画が、どんなものか見てみたいとの気持ちがあった。
なぜかは分からないが、ジェームズ・キャメロンなら、それを成し遂げるだろうとの確信もあった。
圧倒的だった。
どうせなら一番大きな劇場で。と、行き当たった「TOHOシネマズ六本木ヒルズ」。
だが、そこにあった「デジタル上映」の文字に、一瞬心が怯んだ。
マイケルの映画の画質の荒さが気になって没入出来なかった私にとって、「デジタル上映」とは、プリント代やフィルムのデリバリ費用を節約するためのもの。程度の認識しかなかった。
果たして、現在の技術水準で、それが鑑賞に堪えるものなのかどうか?
3Dになった20世紀フォックスのロゴを見て、その懸念は払拭された。綺麗だ。これだけの大スクリーンにもかかわらず、フィルムと変わらない。メガネをしている違和感も全くない。分析はそこで終わり、一気に映画に没入していった。
良いことなのか、悪いことなのか、3D映画であるということは、上映中は全く意識に上がらない。
だがそれは、非常に高度な技術のはずだ。
『デイアフタートゥモロー』の辺りから、CG技術は完成の域に達した。もはや、それがCGであることなど、一切意識に昇らない。「どうやって、撮ったのか?」との思いすら湧かない。その映像は、必要であるからそこにある。
そして、『アバター』だ。実写とCGの3D映像を、CGらしさを払拭した状態で合成した映画は、これが初めてではないのか?そしてそれは、初めてにして、いきなり完成している。
『映像体験として観たい映画』の場合には劇場に行くことにしている私にとって、それは正に『別次元の映像体験』であった。
時として人類は、その時点で到達できるはずの領域を、遥かに超えるものを作ってしまうことがある。
私にとっては、デュランデュランの『ワイルドボーイズ』以来の衝撃であり、そして、それを遥かに凌駕してしまった。
スタッフロールが流れている間、涙が止まらなかった。申し訳ないがそれは、ストーリーに感動したからではない。
こんなものを作ってしまった人の力。卓越した才能を持った人々が集結して、一つ物を作り上げてしまった、その素晴らしさに魂が打ち震えた。
昨年は『3D映画元年』と言われた。だがそれは、大型テレビを自宅に備えた観客を、映画館に呼び戻すための起死回生の手段。との様相を呈していた。
だが今年になって、元旦明けから急に『今年は3Dテレビ元年』との報道が相次いだ。
早い。早すぎるのではないか?
だが、そんな思いも、アバターを観れば払拭される。この体験は、技術がどんなに進んだとしても、少なくとも私が生きている間には、自宅では到底味わえないであろう。
あなたも是非、劇場で3D版を観て欲しい。
「観客を劇場に呼び戻すための、良い手段を思い付いたそうだね?」
「はい。これだけ『大画面3D放送』が普及してもなお、スポーツ観戦のためには人々が競技場までやって来るのは、なぜだと思いますか?」
「それは、選手の活躍を生で観る。という、臨場感ではないのかね?」
「ひいきのチームを仲間と一緒に応援するという、一体感ですよ。声を限りに応援し、そしてその結果としてチームが勝てば、まるで自分もそのチームの一員となって勝利したかのような高揚感を得ることが出来ますからね。人は『ヒーロー』の存在を渇望し、そして彼に近い存在の一員になることを切望しているんですよ。」
「映画でも、それが実現できると?」
「はい。そこで、この『アバターシステム』です。劇場のシートを、全て『リンクポッド』に置き換えるんです。」
「観客が『リンクポッド』に入って、アバターをコントロールするのかね?」
「流石に、そんなに金のかかることは出来ません。『リンクポッド』はアバターシステムのものと同じですが、接続先は『バーチャル空間』です。映画の撮影の際に構築した世界がそのまま使用できますので、そこに大きな問題はありません。」
「観客が、映画の登場人物になって、戦闘に加わるのかね?」
「もちろん、それが理想です。ですが、残念ながら現在の技術水準では、数百人の思い思いの挙動を、高精細でリアルタイムに再現することは、できません。」
「では観客は何をするのかね?」
「応援するんです。」
「応援?」
「『ナヴィぃぃぃぃぃぃっ!!がんばれぇぇぇぇぇぇっ!!』って。」
「・・・それ、面白いのか?」
「声援の大きさなどで、スクリーン下部にインジケーターを表示します。そして応援が一定値に達すると、主人公側の勝利となります。今まで、こんな斬新な演出があったでしょうか。」
「客のノリがイマイチな場合には、先導役のアバターが、『みんなっ!!もっと大きな声で応援しよう!!』と、煽るんだろ?」
「さすがに、良く、分かりますね。」
「それ、子供の頃に遊園地の『ヒーローショー』で見たよ。あまりにも、子供騙しではないかね?」
「新しい技術が生まれた直後は、その技術の特徴を強調するがあまり、ややもすると解り易い、子供騙しなものに陥りがちです。ですが、それは、技術の普及には必要なことなんです。」
「いや、その程度では、設備費に見合った集客が望めないだろ?と、聞いているんだよ。」
「まだあります。本編終了後に、ステージに主人公が現れて、挨拶をします。」
「挨拶?」
「『今日来てくれた皆の声援が、僕の耳に届いて頑張ることが出来た。これからも、応援よろしく!!』などです。」
「・・・だから、それは、『ヒーローインタビュー』だろ。そもそも、その程度のために、『リンクポッド』に接続して、仮想空間に入り込む必要があるのかね?」
「パーソナルユースの『リンクポッド』が家庭に普及するのも、時間の問題です。そうなってしまったら、もう誰も、わざわざ劇場まで出かけて行くことなど、なくなってしまいます。ですからこそ、今から対策が必要なんですよ。」
「だとしたら、どれだけ素晴らしいアイデアがあったとしても、それは家庭用『リンクポッド』が普及してしまうまでの、一時凌ぎに過ぎに終わってしまうのではないのかね?」
「そんなことはありません。そうなる前に、観客に『劇場におけるリンクポッド体験』が、どんなに素晴らしいものであるかを、体験してもらうんです。普及後は、『仮想空間内で劇場を運用』すれば良いんですよ。」
「・・・言ってることが、良く分からんのだが?」
「現実世界での劇場という『ハコモノ』に拘る必要はありません。要は、『劇場というコンセプト』が魅力的であれば、観客は喜んでそれに金を払うんです。」
「当然、その仮想空間内での『劇場というコンセプト』について、何か考えがあるんだろうな?」
「はい。劇場のシートを全て『リンクポッド』にします。」
コメント (
0
)
|
Trackback ( 0 )
CALENDAR
2010年1月
日
月
火
水
木
金
土
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
前月
翌月
ENTRY ARCHIVE
2024年06月
2024年05月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月
2023年06月
2023年04月
2023年03月
2023年02月
2023年01月
2022年12月
2022年11月
2022年10月
2022年09月
2022年08月
2022年07月
2022年06月
2022年05月
2022年04月
2022年03月
2022年02月
2022年01月
2021年12月
2021年11月
2021年10月
2021年09月
2021年08月
2021年07月
2021年06月
2021年05月
2021年04月
2021年03月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年06月
2018年04月
2018年03月
2017年12月
2017年10月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2016年12月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年10月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年09月
2014年07月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2013年11月
2013年09月
2013年08月
2013年06月
2013年05月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年06月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年07月
2010年01月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年04月
2009年03月
2008年09月
2008年05月
2008年04月
2008年03月
2008年02月
2008年01月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年09月
2007年08月
2007年07月
2007年06月
2007年05月
2007年04月
2007年03月
2007年02月
2006年12月
2006年11月
2006年10月
2006年08月
2006年07月
2006年05月
2006年04月
2006年03月
2006年02月
2006年01月
2005年11月
2005年10月
2005年09月
2005年07月
2005年06月
2005年05月
2005年04月
2005年03月
goo ブログ
編集画面にログイン
ブログの作成・編集
gooおすすめリンク
おすすめブログ
@goo_blog
【お知らせ】
ブログを読むだけ。毎月の訪問日数に応じてポイント進呈
gooブロガーの今日のひとこと
訪問者数に応じてdポイント最大1,000pt当たる!
goo blogは20周年を迎えました!