未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle






いや、ちょっとコレは捨てておけない。

前から「XGはまだ日本のテレビに出ない方が良いのでは?」と思っていた。

前に情報番組に出た時に、その扱い方が酷かった時に「やはり」と、思ったものだ。

だが、6月14日(金)に「ミュージックステーションに出演」と聞いて、「そろそろいーんじゃないか」と思っていた。

いや、どちらかと言うとワクワクしていた。

「どのパターンで来るのか?」と、それが気になっていた。

Kアリーナ横浜のオープニングで披露したこれは、私のイメージのXGそのもの、いやそれを遥かに上回っていたという点でさらに「これだよ、これ。これこそ XG だ。これだけでもう、来てよかった。」と歓喜したものだ。

だが、日本のTVでこれをやって、ウケるか?と、冷静に考えると、ちょっと心配になった。

きっと、みんなビックリするだろう。だが、ビックリして終わってしまわないか?と。

日本のテレビの音楽番組を観ている層というのを良く知らない。

テレビは見ないが、音楽は好き。な層は、好きか嫌いかは別としても、既にXGに気付いてる気がする。

だとすると、漠然とTVぐらいでしか音楽に興味がないライト層にアピールする必要がある。

であれば、「カワイイ方のXG」で来るのか?と。

昨日、コレオバージョンが公開された。

XG - WOKE UP (Choreography)


このタイミングで公開されたことを考えると、このコレオでの出演になりそうだ。

とは言え、このスタイルでは、メンバーの顔が良く解らない。スタイルを変えて来るのかな?と。

もう一つ気がかりなのは、ちょっとこのコレオが高度過ぎることだ。

しったか振りさせてもらえば、ライト層にインパクトを与える部類のダンスとは、ちょっと違う。

日本のテレビで、ダンスに触れる時は「キレっキレのダンス」とか「全員揃ったダンス」ぐらいしか形容してくれない。

そして、ダンスの特徴的な一部を取り出してタグ付けするのが好きである。

なんでなんだろうな。ダンスに限らないんだろうけど、何かにタグ付けして、解った様な気にさせて、はい、終わり。って感じがして、好きでない。

「縄跳びダンス」とか「手裏剣ダンス」とか。

なんて思っていたら、先ほど韓国のTV番組でのパフォーマンスがアップされた。

[MPD직캠] XG 직캠 4K 'WOKE UP' (XG FanCam) | @MCOUNTDOWN_2024.5.30


いや。びっくりしたよ。

「愕然とした。」って言葉はこのためにあるのか。ってぐらい。

なぜって、ぜんぜん、カッコ良くない。

可愛くもない。そもそも顔が見えない。

つまり、XGの良さの、どちらでもない。

どちらでもないならともかく、何も知らないネット民からの、誹謗中傷のターゲットになりそうな、トンチキなナリになっている。

今日のアンチ、足りてねぇーのか?

まさか、そこを狙っているワケでもないのだろうが、何でこんなことになってしまったのか、全く理解出来ない。

「黒マント」は、会場まで来てくれたファンへの「特装版」だったとしても、もっといくらでもあるんじゃないのか?

出だしのウルフからのカノン(?)の、「これは取りあえず、全部観てみないといけない」って感じにしてくれるキャッチーな部分がごっそり抜けている。

顔出しのバックダンサーの子と、覆面状態の子と、どちらがメンバーなのか全く分からない。

「ミステリーキッス」かよ。最後の手段、使ってくれよMカウントダウン。

K-アリーナの時もバックダンサーの子が居て、その時は「XGALX」の練習生の子達なのか?と、思った。

または、ボーカルチームが日本語の歌を披露したように、開催地のヒット曲を披露するというサービスの一環で、地元のキッズダンサーが登場するのか?とも思った。

この動画の感じでは、普通のバックダンサーのようだ。

話が逸れたが、とにかく、全然カッコ良くないし、可愛くもない。

このオオカミ風のアメフトヘルメットが大きすぎる。アンバランスだ。

これは最初のMVでも唯一、気になっていたのだが、フットボール好きのアメリカ人に気に入ってもらうためだけに、この案が採用されたように思っていた。

だって、こんな重装備で、自分を守らなければならないって、なんかカッコ良くない。

しかも、人前でパフォーマンスをする時にすら、それを外せない。って感じの負の感覚を感じていた。

世界中にサイレンを響き渡らせている最中に、どーしたよ。

「カワイイ」+「カッコイイ」+「Xtraordinary」を考え過ぎて、迷走してしまった様にしか、感じられない。

絶好の、大事なこの時期に、何をしているんだ、運営陣は。



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