未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle




TVアニメ「映像研には手を出すな!」第一話。

やばい、やばい、やばい、(以下50ページ位続く)。

そうか、コナンか。

NHK初のTVアニメ。これ確かに、夢中になった。それまでのアニメとは全く違っていた。

一つの新しい時代の幕開けであった。

そして「TVアニメ映像研には手を出すな!」

コミック第一話32ページが、ちょうど30分に納まっている。

もちろん、原作をそのまま映像化しただけでは、30分にはならない。

原作の持ち味をそのままに、それをさらに膨らませてのアニメ化に成功している。

コミック原作で陥り易い棒読み状態はカケラもなく、テンポの良いセリフが心地よい。

成功している?いやいや、凡人の想像すら及ばない素晴らしい出来栄えだ。

デビルマンを酷評してしまったが、やはり、ちゃんと出来るじゃないか。(上から目線)

アニメの歴史に留まらず、日本の文化、いや世界の、特にサブカル界の、転換点に打ち立てられた金字塔とでも言うべき作品の予感がする。

世の中の大きな扉が一つ、パタンと開いた音が聞こえた。

コミック版のアニ研の作品への浅草氏の解説も面白かったが、そこをコナンに変更することにより、オタクの、仲間内でしか通用しないようなこだわりに陥りがちな内容が、万人向けの興味の対象になるようなクールなフレーバーに整えられている。

「映像研」の予告が見たくてYouTubeで検索し、岡田斗司夫ゼミに行き当たった。

岡田斗司夫ゼミ5月6日号「ゼミ最強の刺客登場! ここが変だよ宮崎駿、庵野秀明! おたく二人で殴り合い! 『映像研には手を出すな!』 」対談・大童澄瞳(漫画家)


岡田斗司夫ゼミ6月24日号「ふたりマンガ夜話『映像研には手を出すな!(1)』大童澄瞳(著)1話1コマに込められる意味とは? ゲスト・大童澄瞳(漫画家)」


こんな話が、ブラタモリぐらいの社会的な認知を得た時、もうそれはサブからメインストリームの一つの文化となり、ここへ来てやっと、クールジャパンという言葉が一つの実体を獲得することになる。

これ、明日の日本を担って行く、全国の全学生に観て欲しい。

P.S.

「未発見の財閥が山奥にみつかるかも」の超絶名台詞をなぜ外した!?


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