未来技術の光と影。
SIYOU’s Chronicle





「引用元:5 Music Trends You May See In 2025: The Rise Of J-Pop, Music Video Craze & More | GRAMMY.com

さて、「2025年はいよいよ XG が来るな」との漠然とした期待を抱いていた矢先に、こんな朗報があった。

【2025 年に見られるかもしれない 5 つの音楽トレンド: J-POP の台頭、ミュージック ビデオの流行など】
2025 年の音楽の進化の次の波についての私たちの予測を読んでください。
■J-POPがブームになる
コラボレーションやクロスオーバーの成功によって文化的存在感が高まり、活気に満ちた J-Pop シーンは国際的な音楽界でますます目立つようになり、世界的な流行に一歩ずつ近づいていくはずだ。
XGのようなスーパーグループは、初のワールドツアーやたまごっちとのコラボレーションなどの革新的なパートナーシップにより、2024年のこの拡大に重要な役割を果たしました。彼らは今年4月に期待されるコーチェラデビューで急速な成長を続けるでしょう。
「引用元:5 Music Trends You May See In 2025: The Rise Of J-Pop, Music Video Craze & More | GRAMMY.com

記事を執筆した J'na Jefferson 氏は、各種音楽メディアに寄稿しているフリーのジャーナリストでありダンサーでもあるようだ。
彼女のXを見る限り、特に日本やK-POPのファンというわけでもなく、贔屓目のバイアスがかかっている訳でもなさそうだ。

■私が描いている展望は、こうだ。

・コーチェラで注目を集める
・アルバムリリース
・アルバムを引っさげてワールドツアー
・Billboard Hot 100 に上位ランクイン
順を追って説明しよう。

■コーチェラ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)

2024/11/21に、「XGがコーチェラ2025に初出演することが決定した」と発表された



XGは、日本人女性アーティストとしては初のヘッドライナーに次ぐ2段目に表記されており、その期待の高さが窺える。
「引用元:XG、「Coachella」初出演が決定。日本人アーティストとしては唯一の選出 - TOWER RECORDS ONLINE

では、コーチェラに出演することは、それほど期待出来ることなのか。

昨年ブレイクしたサブリナ・カーペンターも、昨年のコーチェラで非常に注目されて、その後大活躍した。
「引用元:【解説】XG快挙!ロゼ「APT.」物議の裏で再びブルーノとタッグ!:注目音楽リリースまとめ - YouTube(てけしゅん音楽情報 | 今の音楽がわかる)」

また、Chartmetric の分析による「昨年スコアを上げたアーティスト」の上位には、昨年大ブレイクした チャペル・ローン, サブリナ・カーペンター などのコーチェラ出演者が並んでいる。

DJスネーク は、昨年のコーチェラにて発表した ペソ・プルマ (2023年のコーチェラを期にブレイク。2024年はサプライズ出演) とのコラボ曲 “Teka” のヒットがスコアを上げる要因になっている。



チャペル・ローン の「Spotify月間リスナー」のチャートには、その影響がはっきりと表れている。

「引用元:What Does "The Coachella Effect" Mean in 2024? | Chartmetric

良く見ると、
2024/02/23 - 04/02 のオリヴィア・ロドリゴのツアーのオープニングアクトを務めた当たりから徐々に上昇し、
2024/03/21 Tiny Desk Concerts に出演
2024/04/05 "Good Luck, Bable" をリリース
2024/04/12 コーチェラ出演
と、段階を追って、理想的な形で綺麗に伸びている。

コーチェラが近づいて「誰を観ようか」のチェックが始まった影響もあるだろうが、やはりコーチェラ単体ではなく、事前に色々と手を打つことが効果的な様だ。

きっと、米国の有力音楽メディアが「コーチェラで観るべきアーチスト10選」とかで取り上げてくれるはずだ。彼らも、まだ米国ではあまり知られていないアーティストを取り上げようとするだろうし、とは言っても全員をチェックするのは無理だから、2段目にクレジットされているXGは打って付けだ。

一つ、決定的な案を思いついた。

これが実現すれば、翌日からXGが世界に名を馳せ、テッペン獲るのも夢ではない。

J.I.D、XGのステージにサプライズ出演してくれないかな?」

GALZ XYPHER」を観た J.I.D が「She went crazy!!!」とInstagramのストーリーズでコメントしていたらしいし。

もはやサプライズが過ぎて、野望というよりは妄想だが、こんな光景をリアルで観てみたい。

J.I.D - Surround Sound (feat. COCONA from XG) Remix


■アルバム

まだ miniアルバムしか出してないので、次はminiじゃないアルバムが出るかな?と、期待しているが、「NEW DNA」が出てから「AWE」が出るまでに1年以上かかっているので、2024年中にアルバムを出して、さらにワールドツアーを廻ろうというのは、さすがに無理がありそうだ。

そもそもminiではいけない理由もないんだけど、「NEW DNA」が6曲、「AWE」が8曲(WOKE UP REMIXX を覗くと7曲?)だから、アルバムとあまり変わらない。

XGの場合、MV出したらダンスも覚えないといけないので、そうそう次から次へと曲を出せない。

結局「NEW DNA」は全曲MV出た、「AWE」にはまだMV出てない曲もあるので、次のアルバムが出るまでは残りの曲のMVを出すんだろうな。

でもあと2・3曲、ヴォーカルチーム向けの楽曲入れて、それはMV出さなくてもライブ用にすれば、立派なアルバムになる。

■ワールドツアー

ワールドツアーの発表があったのは、2023/11/26 ぴあアリーナMMでのショーケースの時だ。

「XG 1st WORLD TOUR “The first HOWL“」として、2024/05/18 大阪城ホール を皮切りに、2025/03/16 大阪城ホール にて終了予定だ。

ツアー開始の半年前には告知しているので、今年の日本追加公演のどこかで発表があったとしても、今年の9月以降。間に合うと言えば間に合うが、やはり新しいアルバムなしに回るのは、ちょっと厳しい気もする。

■Billboard Hot 100

XGの最新ミニアルバム『AWE』が、12月17日公開の米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で175位(12月21日付け)にチャートインを果たした。
また、Billboard 200のトップ100にランクイン実績のない新人アーティストを対象とした、米ビルボード・ヒートシーカーズ・アルバム・チャート“Heatseekers Albums”では堂々の1位を獲得した。

「引用元:XG、最新ミニAL『AWE』が“Billboard 200”に初チャートイン&“Heatseekers Albums”で1位を記録

Billbard 200:2024/12/21「Awe」175位


BillBoard Heatseekers Albums:2024/12/21「Awe」1位


音楽やっている者の一つ夢である「世界でテッペン獲りたい」の具体的な指標としては、やはり Billboard のチャートで1位になることである。

上記はどちらもアルバムに対するランキングだが、やはりここは楽曲(シングル)を対象した「Billboard Hot 100」での上位ランクインを目指したい。

一般に「Billboardで1位」「全米で1位」と言えばこのチャートを連想するが、XGはまだ未体験だ。

過去には「Hot Trending Songs Powerd by Twitter」と言うチャート(現在はアクセスできない)で、1位を獲っている。

Billboard hot trending songs powerd by twitter:2023/07/08「GRL GVNG」1位


■まとめ

冒頭で『「2025年はいよいよ XG が来るな」との漠然とした期待』と書いたその根拠は、最近、海外YouTuberさんでXGを取り上げてくれている人が増えていることだ。

そして彼らは皆、とても気に入ってくれて、他の楽曲のリアクションもしてくれている。

それを見ると

「あー、まだまだ XG って知られていないんだな」

と感じるし、

「知ってさえくれればファンになってくれそうな人々の、そのポテンシャルには計り知れないものがある」

と感じる。

以上から 2025年のXGの野望としては、
・コーチェラに向けて、伏線を展開
・コーチェラで何かコラボをして、世界の注目を集める
・既存コンテンツで新たなファンを虜に
・「AWE」の未シングルリリースのMV発表で、熱狂を高める
・9月ぐらいに、新しい(フルの)アルバムを告知
・先行リリースシングルにて、Billboard Hot 100 の上位にランクイン
・10月ぐらいに、2026年の大規模なワールドツアーの開催を告知

さて、その間私には何が出来るのか。

前述の新規参入組のYouTuberさんたちが、口を揃えて「XGをお勧めされた」と言っており、それを切っ掛けにリアクション動画を上げている。

どうやら、「ALPHAZ精鋭部隊」とか「ALPHAZ突撃部隊」とも言うべき集団が、活躍しているようだ。

Rapper is BLOWN AWAY by XG - WOKE UP (Official Music Video)


たまに「皆でがんばって回そう」との呼びかけを見かけるが、トレンドの上位に留まれるのは、リリースしてから精々数日だ。

人気 YouTuber さんが取り上げてくれれば、その効果の方が大きいように思う。

とは言え、めったやたらにコピペ的な自動翻訳したコメントを入れるのは失礼である。

XGのコンテンツの中から、そのYouTuberさんの好きそうな物を、しかも失礼のないように英語で勧めるのは、ちょっと敷居が高い。

そこでだ。そんなリアクション動画を視聴して、イイねしてあげるのが一番手軽に出来る活動に思える。

YouTube の急上昇に上がって来るには、何十万回レベルの視聴数が必要だが、自分の動画に数千とかのオーダーの視聴があれば、「XG取り上げると回る」との励みになって、積極的に取り上げてくれると思う。

最後に一つ、XG運営陣に提案なんだが、「モハブログ」さんが言っていたが、「今までのXGの動画、全て収益化されてない」とのことだ。

彼らも「サイモンさんにDM送ったりした」と、頑張ったようだが、今のところダメなようだ。

全てがダメなのか、そのCHの他のコンテンツの色などにもよるのか。映像の取り上げ方にもよるのか。

素人考えではあるが、デビューの時は案件として人気 YouTuber さんに取り上げてもらっていた様子もあったので、そこをなんとかして欲しい。

サイモンさんは解っていると思うので、AVEX方面からの縛りではないかと、疑っている。

XGの、そして日本の音楽の未来は、どっちだ。

XG - HOWLING【海外の反応】


【解説】2024年を代表する曲!サブリナ・カーペンター「Espresso」


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