荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

向島百花園の秋/2019年ー4

2019年10月19日 | 散文

尾花の向こうに古民家が見えます。

 

御成座敷です。

 

座敷を借りて、料理を出前して貰って風流を楽しめると聞いたことがあります。

 

家の前に東屋があります。ここも好いです。

 

再び御成座敷を観ます。

 

光と影のコントラストが風流です。

 

 

古民家の前には名残の朝顔鉢です。夏の名残です。

 

庭の散策が続きます。木漏れ日を愉しみます。

 

陽射しが柔らかいです。

 

 

秋の陽が透けます。

人は自分の生まれた季節が好きらしいです。だからか、私は秋が好きです。

この話、次回が最終回です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超鋭角ビルの空

2019年10月18日 | 散文

おお、秋の空だぜ! 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園の秋/2019年ー3

2019年10月18日 | 散文

池畔を往きます。

 

静かな水面が青空を映します。

 

結実した野草の道を歩きます。

 

睡蓮と名前の知らない花です。

 

知っていればもっと散策が楽しいと思います。植物の勉強をしようと思いながらできません。

 

スカイツリーを映します。

 

秋の陽射しに包まれます。

 

木漏れ日の道です。

 

 

 

ちょっと黄葉しています。

 

秋の陽に透けます。

 

 

あの奥が水源地のようです。水が湧いています。

 

青空を映します。

 

シルエットを愉しみます。

 

スカイツリーを眺めます。

 

尾花が逆光に艶やかです。

 

女郎花です。

 

スカイツリーの庭です。幾ら眺めても飽きません。

この話、続きます。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園の秋/2019年ー2

2019年10月17日 | 散文

秋の野草を眺めながら歩きます。

 

木漏れ日の下にキジバトがいます。

 

胡枝花洞へ行きます。

 

ここの名物「萩のトンネル」です。

 

 

 

 

少し花が残っています。花をかき分けて進みます。

 

光に包まれます。

 

振り返ります。

 

進みます。出口です。

 

出口から振り返ると、光に包まれた萩のトンネルです。

この話、続きます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島百花園の秋/2019年ー1

2019年10月17日 | 散文

秋の木漏れ日下の向島百花園です。

 

 

説明板です。

 

西日の門を入ります。

 

紅い毛氈と傘が見えます。

 

木漏れ日の下の茶席です。

 

風情があります。

 

振り返ります。

 

見上げます。咲き残った百日紅の上の空が碧いです。

 

西日が包む売店が静かに佇んでいます。秋の風景です。

 

園内を歩きます。蛇瓜です。

 

 

 

瓢箪棚です。

 

これは大きい!

 

糸瓜もまだ残っています。

 

光が包む庭に踏み出します。

この話、続きます。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

台風19号ホームレス拒否/山谷の人達は?

2019年10月16日 | 散文

泥に濁った隅田川です。台風19号が通り過ぎました。都心は、気象庁が繰り返し行った注意喚起で被災する覚悟で構えていたけど、幸い大した事なく夜が明けました。そうしたら、各地で甚大な災害が発生しているのを知った次第でした。被災された方々にはお見舞い申し上げます。

都心は大した事なくても、避難勧告が都内各地でありました。

そんな東京でこんなニュースがありました。台東区が避難に訪れたホームレスの男性に対して避難所への入所を拒否しました。台東区の区民の為の施設だ、との理由を付けて・・・。 もし私が、つまり普通の格好した人間が台東区で被災して避難所を訪れたら、台東区の住民ではないけど受け入れてくれたでしょう。

区民じゃないとの理由に名を借りてホームレスを差別したのです。

・・・あの山谷の人達はどうしたんだろう、と気になったので訪ねて来ました。商店街のアーケードを撤去してから雨露が凌げなくなったホームレスが居なくなった山谷の路地です。

 

やって来たのは「山谷労働者福祉会館」及び「日本キリスト教団日本堤伝導所センター」です。

 

いつも入り口のドアに山谷で暮らす労働者の為の情報が貼り出されています。

 

ありました! 台風前に野宿者の避難場所としてこの会館を解放する旨の告知です。

 

会館の裏には炊き出しの資材が以前と同様に用意されています。台東区職員との「人」に対する想いの格差が歴然としています。安心した次第です。

 

山谷の労働者達の支援を続ける人達が居ます。それはキリスト教伝導の手段だと言う人も居ますが、自分の人生を提供して支援を続けている人達です。キリスト教徒以外の人も大勢います。

 

ここで労働者を支援しているキリスト教関係者の収入は、台東区の職員より少ない人が圧倒的に多いと思います。それでもこの職業を選択した人達です。人として、人への対応が違い過ぎませんか?

 

私は無信教者で募金もしない傍観者ですが、人としての立ち位置を選ぶなら、ここの支援者側に立っていたいと思います。

被災地の1日でも早い復興を祈ります。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津の路地にも秋の到来

2019年10月16日 | 散文

陽射しが優しくなった根津の路地を行きます。

 

まだ朝顔が咲いています。

 

空気は秋のものです。

 

向かいはペン画の画廊です。

 

 

十字路です。

 

台風の名残りでしょいか?

 

味噌屋です。

 

反対側は廃業した煙草屋です。いずれ建て替えられるのでしょうか。

 

路地を行きます。板塀に案内板がありました。

 

旧町名です。六代将軍が将軍になる前に住んでいた街です。

 

コンクリート住宅に建て替えが進む街です。

 

公園も改造中です。ビルの谷間のような街ですが、この街の風情を残して欲しいなあ。古い街は季節感があるもの・・・

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津教会にも秋の到来

2019年10月15日 | 散文

季節感が無い一角です。建物に季節感が無いので空が秋の到来を教えます。

 

空気感も秋です。

 

羊雲になる空でしょうか?

 

しっとりとした空気が包みます。

 

 

 

ここからの景色も好きです。

 

 

 

秋の風情です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島の花に包まれた店

2019年10月15日 | 散文

前出の「路地尊」がある路地にレストランがあります。

 

1年を通して花を咲かせている店です。

 

いつも「ちょっと贅沢なランチ 限定10食 1000円」の案内が出ている店です。

 

玄関回りも草花に包まれています。

 

この看板は植物のレリーフでしょうか?

 

いつも入ろうかな、と思いながら二の足を踏んでいます。地元の常連客だけが陣取って居そうで・・・

 

路地を抜けるとスカイツリーの路です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津神社に秋が来た/2019年ー2

2019年10月14日 | 散文

水呑場へ行きます。あまり知られていないけど、これ、森鴎外が寄附したんですよ。千駄木に住んでいた鴎外は日露戦争帰国記念に奉納しました。

 

裏に記述があります。 「戦利砲弾奉納 陸軍軍医監森林太郎 陸軍少将中村愛三 明治三十九年九月十日建立」

 

水呑場から手水舎と唐門をしっとりと眺めます。

 

後ろの水路には沢山の銀杏が落ちています。

 

楼門を眺めます。

 

唐門から参拝者が退出します。

 

乙女稲荷前に佇む人です。

 

透かし塀の角です。

 

西門から拝殿前庭の風情です。

 

乙女稲荷前の参道を移動します。

 

しっとりと透かし塀です。

 

 

振り返っていつものアングルです。

 

見る景色は秋の風情です。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青い街角があった。

2019年10月14日 | 散文

向島の路地を走っていたら、青い街角に出会いました。三差路の頂点の角です。

 

先ず、自販機が青いし、空き缶入れが青いです。

 

最近価格設定がデフレ気味ですね。安く設定している自販機が多くなりました。景気が後退している明かしなのに、政府短観は「緩やかに上昇している」なんて景気判断だもの、庶民感覚から乖離しているよね。

 

話を戻します。 自販機だけでなく、壁を覆っている朝顔がまだ元気に青い花を咲かせています。この青い花は寒さに強いのか、この時期他の種類の朝顔は見掛けません。

 

朝顔だけでなく、こんな花も咲いています。

 

なんていう花だろう? 植物に疎いです。

 

振り返ります。

 

路地の反対側には「路地尊」がありました。お地蔵様ではありません。井戸です。

 

これって、なに?

防火用水を尊ぶ風習でしょうか? 他の地区では見掛けません。向島にもう1個あります。

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

根津神社に秋が来た/2019年ー1

2019年10月13日 | 散文

表参道です。

 

見上げる銀杏の木の葉っぱが黄色味を帯びています。

 

陽射しもしっとりとして来ました。

 

舞殿から見る唐門です。

 

 

 手水舎脇の銀杏が黄緑です。

 

手水舎の佇まいに落ち着きがあります。

 

 

楼門を見ます。いつものアングルです。

 

唐門の透かし塀の風情を愉しみます。今は重要文化財です。

 

 

 

やっと、秋の風情です。

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消費税値上げ後の砂町銀座を往く。

2019年10月13日 | 散文

下町の賑わい商店街の西口です。商店街に向かって両手を振っている人が写っていました。

 

「おばあちゃんの原宿」と呼ばれている巣鴨地蔵通り商店街より来店者年齢が高いと思わせる商店街です。巣鴨地蔵通り商店街は今回の消費税値上げでキャッシュレス対応をしました。ここはどうだろう?

 

もっとも消費税値上げ前のニュースで、ここ砂町銀座はキャッシュレス対応を行っている店は非常に少ない、とは聞いています。従来のマンデー特売中ですが、消費税に対する記述はありません。

 

こちらの八百屋は従来通り「税込み価格」とのことですが、これでは消費税の転嫁があったのか据え置きなのか分かりません。

 

ありました!「電子マネー対応」の表示があります。チェーン店でしょうか? 店舗が新しいとそういった対応に柔軟です。

 

でも、こういった個人商店ではキャッシュレス対応のコストや来客のニーズを考えてのことか、未対応です。

 

砂町銀座恒例の破格値市(「ばかねいち」と読みます)をずっとやっているようですが、消費税に対する記述はありません。

 

この店は値下げ宣言していますが、消費税はどうなんだろう?

 

消費税に関する表示はありません。高いのか安いのか分かりません。

 

ここは「105円のまま」です。つまり消費税値上げ分を商品代に転換していない、ということですね。もっといえば、消費税が5%の時からずっと据え置きであると読めます。

 

これが全部105円です。安い!

 

この店はTVニュースに出ていました。「キャッシュレス対応しないで、消費税値上げ分を転換して、税込みで販売する」と言っていました。「キャッシュレス対応のコスト云々よりも、この商店街の客は現金でしか買わない人が大半」とも言っていました。老人客が多い商店街です。

 

ここは税込みと本体価格の2種類表示で、消費税8%です。食品は据え置きなんですね。分かりにくいです。

 

更に往きます。消費税調査のつもりが散策になっています。

 

最近こういった屋台風の店が始まりました。この場合は、店内食だから消費税は10%ですね。

 

ここもそうですね。最近この商店街を覗く若い人が増えているそうです。

 

有名なおでん種の店ですが、消費税に関する表示はありません。馴染みの客が消費税のことを話しながら買い物するんでしょうね。一見客は店頭の価格で高い安いを判断するのでしょうね。

 

更に往きます。

 

このあさり屋さんも有名店ですが、表示はありません。

 

こここまでで、店頭にキャッシュレス対応の表示があったのは1店舗だけでした。消費税値上げ分を転換しているのかいないのか、殆どの店が不明です。馴染み客が話しながら確認するんでしょうね。殆どが馴染み客なんでしょうね。そもそも、年商1000万円未満の店は、国に消費税を納めません。そんな店もあるんでしょうね。

 

商店街の東口が見えて来ました。7~800mの商店街です。

 

一見普段と変わらない商店街風景です。

 

 

 

 

見上げる空は秋の色です。

すっかり散策してしまいました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

谷中の石仏のわけ

2019年10月12日 | 散文

根津・谷中は路地が多い古い街です。空は秋です。

 

根津の路地からやって来ました。目前の左右の道路が根津と谷中の境です。文京区と台東区の境でもあります。正面の陽が当たっているお寺の塀の日蔭部分に石仏があります。

 

小さな石仏ですが、いつも供花があるので昔からよく目立ちます。

 

この街に訪問し始めた頃この光景に遭遇して、事故死した人の家族の供花だろうか? 想いを繋いでいるのだろうか? 等と想像していました。ペン画の杉山八郎先生がこの景色を作品にしていました。先生と知り合った頃、まだご存命の頃「どなたかご供養されている方がいらっしゃるのですか?」と質問したことがあります。もう10年以上前のことです。

先生の回答です。「あの塀に立ちションされて閉口していた和尚があの石仏を置いたら立ちションが無くなったのです」 そんな会話を思い出した秋の初めです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

向島の蕎麦屋

2019年10月12日 | 散文

元娼館街だった「鳩の町商店街」メイン道路の2本裏手の路地です。

 

賑やかで小粋な店頭演出の蕎麦屋があります。1度だけ入ったことがあります。老夫婦が2人だけで経営していて、一番奥のテーブルで2人の孫が宿題をしていました。とても下町らしい店です。

 

リーズナブルな価格設定です。更に「消費税が上がっても値上げしない」宣言をしています。

消費税値上げに供なって便乗値上げした店が多くあります。大体食事で100円値上げの店が多いのですが、2%100円の原価って5000円です。そんな昼食食べていません。散髪代は200円も上がりました。「諸般の事情」と言い訳していましたが、そんなことするから消費が手控えられて景気が落ち込むのだと思います。だいたい、年商1000万円未満の店は国に消費税を払わなくて良いのです。だからそんな店は値上げする必要は無い筈ですがねえ・・・

 話を戻します。この店の大半の顧客は「出前」です。私が食べている時もしょっちゅう出入りしていました。1杯だけの注文もありました。独居老人宅なのでしょうね。

 

今日も店主愛用の出前バイクが店頭でスタンバイしています。

 

陽射しは強いけど秋の空です。

後継者は居るのだろうか?

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする