写真1 帯状斑
写真2 点状斑
写真3 樹幹に点状斑、葉にも点状斑
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独立行政法人理化学研究所つくば研究所の脇に植栽された街路樹・シラカシに、写真1や写真2のような灰白色の斑がついている。複数の木につき、なかには幹、枝ともにつき枯れかけた木もある。
はて、斑は何か。生長途中での斑紋か、はたまた糸状菌(カビ)の病斑か。筆者は、当初前者と考えた。しかし、枝幹に斑紋がつき枯れかけた木・シラカシがあるので、後者の病斑と考えるようになった。
フェアリーリング(当ブログ2011年10月26日・28日に紹介)ができるゆえ、シラカシの根あるいは土壌に問題があり、糸状菌(カビ)が木々に感染しているのであろう。
ところで、シラカシは常緑広葉樹、関東地方では昔からケヤキとともに屋敷林を構成している。
学名:Quercus myrsinaefolia ブナ科
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2011年10月31日 撮影地:茨城県つくば市高野台