写真2 花の萼は3枚。花の後ろに伸びて曲がる萼(距)、吊り下げる花柄と花の合着部に突き出た2枚の萼。この2枚の萼は左の蕾を見ると、左右に突き出ている。
写真3 雨上がりの日、紅紫の花が緑色から茶色へ変わり始めた渡良瀬遊水地(第1調整池)に映えている。
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ワタラセツリフネソウは、2005年9月、日本植物学界で新種として発表された。
新種根拠の一つは小花弁の伸長程度にある。本種の小花弁は、ツルフネソウ、ハガクレツリフネ、キツリフネと違い、黒っぽく萎縮し伸びてない(写真1)。
学名:未定 ツリフネソウ科
引用・参考文献等:*MO’s Home Page 渡良瀬遊水地の植物 *『渡良瀬遊水地の植物図鑑』(財)渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団 *岡山理科大学植物生態研究室(波田研)HP・植物雑学事典;ツリフネソウ *『山渓カラー名鑑 日本の野草』360-361頁 株式会社 山と渓谷社 1983 *当ブログ2011年6月28日;ついに出会ったキツリフネ <野の草花21> *当ブログ2011年11月24日;野に紅紫の釣り船 ツリフネソウ <野の草花44>
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2009年9月19日 撮影地:栃木県栃木市渡良瀬遊水地