おにぎり2個の里みち歩き 農山漁村の今昔物語

おにぎりを2個持って農村・山村・漁村を歩き、撮り、聞き、調べて紹介。身辺事象もとりあげます。写真・文章等の無断転載禁止

畑作土飛散防止には地域支援農業

2013年02月27日 00時00分00秒 | 農業

写真1 10:31 定点観測畑 麦を栽培。作土の巻上げ・飛散量は少ない


写真2 10:41 定点観測畑 全面に緑肥作物。作土の巻上げ・飛散量は少ない


写真3 10:44 定点観測畑 全面に緑肥作物、境界木の向こうは麦を栽培。作土の巻上げ・飛散量は少ない


写真4 10:27 農作物のない裸地畑の作土巻上げ・飛散、湯気のよう


写真5 10:50 飛散作土がビニールハウスの局面を移動。流体力学の実験のよう 


人気ブログランキングへ ←I would rank this weblog among the best. Please click this green banner.
          ブログランキングに登録しています。よろしければ、左の緑色部をクリックして私に元気をください。

1.畑作土飛散防止は冬季も作物を栽培すること
 2013年02月24日、視界を遮るほどの畑作土飛散、土埃(弊ブログ2013年02月25日
 その原因を考えるに、大きくは我が国の農業問題、身近には冬季の畑に作物がないこと
 作土を被い、巻き上がりや飛散を少なくする作物、たとえば麦や緑肥作物がないこと

 写真1、写真2、写真3は、上記02月25日に紹介した定点観測・撮影畑
 東北新幹線・JR宇都宮線の東側、自治医大駅近くにある
 いずれの畑も麦や緑肥作物で被われている
 写真4の作物のない裸地畑にくらべて飛散量は明らかに少ない
 このように、飛散防止には冬季、農作物を栽培して被うことが肝要

2.畑作土飛散防止は地域課題:住民が支援する農業の実践
 写真3のような青空、その下での飛散、土埃
 それを見る限り、農業者・農家だけに任せておけない、と思う
 地域の快適生活環境保全のために、住民が立ち上がるときが来た、の感あり

 そのためには、地域支援農業(Community Support Agriculture)がある
 農家の作物でなく、快適な暮らしを守り創る“住民の作物”の視点と行動
 住民が労働力や資金を拠出する地域支援農業で防止する
 どうでしょうか?

 執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年02月24日 撮影地:栃木県下野市
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする