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写真1 10:31 定点観測畑 麦を栽培。作土の巻上げ・飛散量は少ない
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写真2 10:41 定点観測畑 全面に緑肥作物。作土の巻上げ・飛散量は少ない
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写真3 10:44 定点観測畑 全面に緑肥作物、境界木の向こうは麦を栽培。作土の巻上げ・飛散量は少ない
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写真4 10:27 農作物のない裸地畑の作土巻上げ・飛散、湯気のよう
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写真5 10:50 飛散作土がビニールハウスの局面を移動。流体力学の実験のよう
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1.畑作土飛散防止は冬季も作物を栽培すること
2013年02月24日、視界を遮るほどの畑作土飛散、土埃(弊ブログ2013年02月25日)
その原因を考えるに、大きくは我が国の農業問題、身近には冬季の畑に作物がないこと
作土を被い、巻き上がりや飛散を少なくする作物、たとえば麦や緑肥作物がないこと
写真1、写真2、写真3は、上記02月25日に紹介した定点観測・撮影畑
東北新幹線・JR宇都宮線の東側、自治医大駅近くにある
いずれの畑も麦や緑肥作物で被われている
写真4の作物のない裸地畑にくらべて飛散量は明らかに少ない
このように、飛散防止には冬季、農作物を栽培して被うことが肝要
2.畑作土飛散防止は地域課題:住民が支援する農業の実践
写真3のような青空、その下での飛散、土埃
それを見る限り、農業者・農家だけに任せておけない、と思う
地域の快適生活環境保全のために、住民が立ち上がるときが来た、の感あり
そのためには、地域支援農業(Community Support Agriculture)がある
農家の作物でなく、快適な暮らしを守り創る“住民の作物”の視点と行動
住民が労働力や資金を拠出する地域支援農業で防止する
どうでしょうか?
執筆・撮影者:有馬洋太郎 撮影年月日:2013年02月24日 撮影地:栃木県下野市